◎偽物語第七話かれんビー其ノ漆

2012年03月03日

アララギがカレンを見つける。
カレン：話し合いじゃ話にならねー。考えてみればマジで喧嘩するのは久しぶりだな。

アララ：思い上がるな、マジになったことなんて一度もない。
カレン：ああ、私はまともな状況じゃない。つまりベストコンディションだ！
アララギが倒される。
カレン：救急車呼んであげようか→冗談？
　：ところで、体が火照るってやらしくない？体がホテルなんだよ。
シノブ：言ってなかったかな、わしにも痛みが伝わるのだぞ。
　アララ：頭撫でてやるから。
　：網一段階上、胸をなでる。
　：どうして、それを大人の時にいわなかった！！
カレンの旋風脚がくる。
カレン：正義は勝つんだろ。だったら、倒せばいっていいんだよな。
　：偉そうに偉そうに。
アララ：力なんて強くても意味がない、必要なのは意志の強さだ。
　：お前たちの意志はない。
　：正義でもなければ、正義の味方でもない。偽物だ。
カレン：自己犠牲の何が悪い。偽者の何がわるい。
アララ：悪いなんていってない。
　：思えたちが大嫌いだ。誇りに思っている。
　：後は僕に任せてろ。掘れないように気をつけてな。
カレン：もうほれてる。

〓カイキと対面
カイキ：妹の敵討ちか。魅力がなくなったな、普通の女子になっている。
　ガハラ：会いたかったわよ。カイキさん。
　：俺は会いたくなかった。
　：もう中学生をたばかるのは止めよう。
　：三日もすれば治る。母親については謝罪しよう。
　ガハラ：そんな言葉を信じられると思って。
　：悪かったな、反省している。
　ガハラ：あなたを殺さないで我慢してるのは難しい。
　　：今更お金を返してもらおうなんて思ってない。
　：どうしたアララギ、もっと恨んだ視線で見るべきじゃないのか？
アララ：妹にも責任はある。
カイキ：あいつのミスは一人で会いにきたことだ。それ以外はおおむね正しい。
ガハラ：あなたはただの偽物よ。
カイキ：そう、その通り。アララギ、お前はどうなのかな？
　：お前のカゲからは嫌な気配を感じるのだが。
アララ：どっちなんだ、カイイを知っているのか？
カイキ：幽霊を知っているか、俺はそれと似たようなもんだ。カイイなど知らないが知ってるものは知っている。
　：カコイヒバチのことを知ってるか？
アララ：室町時代のカイイだろ。
カイキ：そんな病が室町時代にはやっていた事実はない。
　アララ：何もしなかったら治るのは本当か？
　：お前たちがそう思ってるからそうなってるだけだ。
　アララ：こいつは偽物だ。こいつは誇り高き偽者だ。
ガハラが、携帯電話を壊す。
ガハラ：いまから世界一ひどいことをいうわよ。騙されるほうも悪いのよ。
　：私は正義の味方じゃないのよ。そもそも被害者のケアなんかするわけないわ。
　：あなたのそういうところが。
　：今の私を気に入ってるの。
お前たちはそういう関係か。
カイキ：この町から消えよう。
　：お前を犯そうとした男、車に引かれて死んだそうだ。
ガハラ：どうせそれもウソでしょ。
カイキ：かつて俺にほれていたことなど浮気にならない。
　：そこの男と幸せにくらせ。
アララ：付き合ってたの？
ガハラ：そんなわけないでしょ。気持ち悪い。
　：好意的にみたことはありえないわ。
　：アララギ君以外が助けてくれたらその人を好きになっていたわ。
　：私は過去にケジメをつけた。褒めて。
アララ：鉄でできてるのか？
ガハラ：今夜は私に優しくしなさい。
カイキは追い払ったと妹に教える。

偽物語
「公式サイト」「Wikipedia」「関連商品」