◎妖狐×僕SS 第8話「お茶と距離」

2012年03月14日

ソウシ：リリチヨさま、クツがよごれています。
＊：だれだれ？彼氏？
チヨ：きみにかまっていたら遅刻する。
：犬の身にはすぎたことでした。僕は卑しい家畜です。
野球ボールが飛んできて、ソウシがブロック。
〓教室
カルタ：今日も修行してきたの？→ああ。走ってきたぜ。
チヨ：ソウシは、どうして堅苦しいんだろう。
：随分やさしいんだな不良なのに。→誰が！
〓体育
リリチヨが跳び箱飛ぶ。ロロミヤさんは、手を使わない。
＊：先生、ロロミヤさんがタイヤキを食べています！
〓美術
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チヨ：何を描いてるんだ？→カルタ：肉じゃが。
〓放課後
ソウシ：お帰りなさいませ。
チヨ：で、どこにいくんだ？どこかに付き合って欲しいんじゃなかったのか？
　＊：かっこいい。
：きみ一人でなにしてるんだ。→はい、メールを読み返していました。
：気がつくとロロミヤさんといることが多い。
：群れるのは本位じゃないがな。→楽しそうですね
：別に楽しくはない。ただ、ワタヌキの弁当が豪勢で、ロロミヤさんが強制シェアしてきたり。
：楽しいわけではないな→よかったですね。
；僕も彼のことをわかりたい。
〓翌日
カルタ：いっしょにたべよう
チヨ：またか？酔狂だな。
タヌキ：俺だってちょっと通りかかっただけだぜ。
カルタ：仲良くなれるの。
チヨ；そういえば、彼と一緒に食事をしたことがない。
；そうだ、僕も彼にコーヒーを入れるんだ！ヌフフフフ！
：どうやって、ミケツカミ君を誘えばいいんだ。

ぼ：ミケツカミくん、コーヒー豆を買いに行きたいのだが、付き合ってくれるかい？
み：はい、ご自分でいれられるのですか？それはぜひ僕に飲ませていただきたき。→そんな反応しない
その２
ぼ：アンドレメダエチオピアコーヒーを知っているか？
み：なんでしょう？
ぼ：森の中で育った１００％自然のコーヒーで→ウソはダメだ
その３
ぼ：あたらいい配合を完成した試飲に協力してくれたまえ→たまえってなんだ
その４
ぼ：きみといっしょにコーヒーが飲みたい→いえるか！
〓翌日
チヨ：今日一緒にコーヒーを飲まないか
：今日コーンポタージュが飲みたいな。→お味はいかがですか？
：おいしい。
ノバラ：あーんするとこお姉さんにみせて。
〓学校
チヨ：ミケツカミくん→ロロ：一時間目おくれちゃう。
〓昼休み
チヨ；やはり、僕には無理なのか。いや放課後
〓放課後
チヨ：ミケツカミ君、今日はいい天気だな。
〓寮
連勝：おお、いい乳だ。
ノバラ：そうよ。重力に負けてるのがメニアックなのよ。

ソウシ：いきとどかないところが？→そんなことはない。
：とうぜんです。今朝は左足からでした。
：砂糖の寮が増えておりました。
→不満があるわけではない。自分のことを見せないようにする。シャクだ。
→そういう態度のことをいっている。
：僕は奉仕する以外に関わり方を知りません。
→僕から偉そうにいえることはない。なんだか遠い気がして。
→だから、僕が入れたコーヒーを飲んでもらう。
：リリチヨさまを思うあまり呼吸すらままならない。
→コーヒーはすきなのか？
：はい、好きです。愛しています。

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