◎氷菓第六話「大罪を犯す」

2012年06月16日

→授業受ける
ホウタ；退屈だ。→隣の教室が騒がしくなる。
；チタンダか？
先生：授業を再開しますよ。

》放課後＝部室
→サトシとイバラが喧嘩
→エルが止めようとする。
ホウ：一休みしろよ。
サト：それにしても良く怒るね。チタンダさんを見習ったほうがいいよ。怒ったところをみたことがない。
エル：二人の怒ったところをみたことがありませんけど。
ホウ：フクベは怒るぞ。
イバラ：怖くないけどね。
エル：オレキさんも怒るんですか？
イバラ：オレキが、怒るわけないじゃない。
サトシ：チタンダさんは、一味違うよ。
エル：褒められてませんよね。
サト：憤怒は罪だ。
エル：七つの大罪ですね。
罪は１０８じゃなかったか。
サト：それは、煩悩だよ。
※以下、wikiで調べてみた。
傲慢ルシファーグリフォン、ライオン、孔雀
嫉妬レヴィアタン蛇、犬
憤怒サタンユニコーン、ドラゴン、狼
怠惰ベルフェゴール熊、驢馬
強欲マンモン狐、針鼠
暴食ベルゼブブ豚、蝿
色欲アスモデウス蠍、山羊
エル：もう止めましょう。私おなかがすいたらたべます。
サト：チタンダエルって天使にいそうじゃない？
エル：やめてください！
イバ：怒った。
エル：怒らないことがいいことだとは思いません。傲慢や強欲も大事だと思うんです。
ホウ：程度の問題だと。
イバ：怒らないのはなんで？
エル：疲れるからです。疲れることはしたくありません。
サト：ホウタロウに毒された。
エル：冗談です。怒らないわけじゃありません。
：食べ物を粗末にすると怒ります。
ホウ：５時間目怒ってたのはお前じゃないか？
エル：そうでした。気になります。
※小さいチタンダエルが見えてくる
：実は数学の授業で怒ったんです。なんで怒ったのかわからないんです。
：兎に角、気になります。
※ナリマスマスマスキニリナリマス。

エル：数学でした。オミチ先生の担当でした。
：チャイムと同時に来られました。→カツラがずれる。
：よくあることです。式を書いて、カワサキさんを指名。
：私たちは何も教わってなかったのです。わかりませんと答えました。
：罵倒しました。タムラさんも答えることができませんでした。
：授業深度を間違えていたんです。私が立ち上がったのはそのときです。
：確認するようにいったのです。
：先生はあやまったあと、後は通常の授業です。
　ホウ：あの手の教師はいただろ、別に悪い教師じゃないさ。
　：どこかおかしなところがあったか？
：聞きたいのは、どうして勘違いをしたのかということです。
　サト：自分にも厳しい生徒だからね。
　ホウ：知らん。頭の中をのぞかせてもらってこい。
：わたし気になります。考えてくれさえすればわかるはずです。
　イバ：そいつ前世キリギリスだから。
：メモしていて、プレートも確認し、完全といっていいのに。
　ホウ：別の日と間違えたとか。
　イバ：それじゃあ、戻ることはあっても進むはずないじゃない。
　：怒ったのはなんで？タムラがかわいそうだったから？
：だからって怒りはしないと思います。
　ホウ；進むということは、先にメモが書かれてないといけないはず。
　：実はならっていたとすれば？
　サト：ありえないよ、教科書は毎年配布されるんだ。
※ソウタは、データベース。
ホウ：D組は単元にはいってるのか？；なるほど。
：実際にすすんだところより先にチェックがはいっていたのは間違いない。
：お前のクラスのものではないとしたら？サトシのクラスのメモだったとすれば。
：D組みならA組みと間違えてもおかしくない。数学教師ならAとDを間違える可能性は高くなる。
：数学教諭ならa、dと書くだろうから。
　エル：先生に、悪いことをしてしまいました。
･･･
エル：オレキさん、ありがとうございました。

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