◎さんかれあ第9話「母の…手…」

2012年07月06日

｜メロ；ちょっとした変化があったが家事全般をこなしていくのがフルヤメロの勤めである
｜レア：メロちゃん。･･･あれ？
｜ニイとレアのことも気になるでしょうが、メロの話にお付き合いお願いします。

Δ自宅
父：そろそろでかけるからな。夜ご飯は済ませてくるよ。
：チヒロの奴、最初はどうなるかと思ってたけど、頑張ってるようだな。
Щ部屋
→チヒロが薬を作ってた。
｜誰かの為に一生懸命になってる。ニイの姿
凸メロの学校
イチエ：世界中でゾンビの目撃情報が多発してるらしいぞ。
ミコ：本当にいたらニュースでとりあげられてるはずじゃ。
イチエ：政府が情報を隠蔽してるんだってばよ。
※ナルト口調
ミコ：少しくらい見かけてもいいもんですけどね。
イチ：ゾンビはいるんだよ。美術の山之内。
∥この間美術室に忘れ物をとりに言ったんだよ。
∥そしたら、血の滴る肉を何かに食べさせたんだぜ。それだけでなく･･･
メロ：あの方は来るまで出勤されているのだが。
：あれは、生き物のようで、ゾンビかどうか別にして不気味なものであったな。
ミコ：やつれたとおもいませんか？
イチ：この世のものじゃないんだよ。ゾンビなんだよ。
：証拠俺たちでみつけようぜ。
Щ美術室
ヤマ：今日も好きなだけ食べてね。
･･･
д車
→ワニだった。
イチ：どうして学校にワニなんか。
　ヤマ：心配なのよ。本当のことは離れたくないからなんだけど。
：最近やせたのは？
　：レバーが美味しそうだったから食べちゃったのよ、おなか壊しちゃって。

凸
ミコ：実は面白ことがあったんですよ。
：昨日の帰りなんえすけど･･･
∥変な匂いがしてきたんです。死んだ人の体をゆでた臭いというか。
イチ：嗅いだことあるのかよ。
∥一軒家にぶつかりました。中を覗いてみたんですよ。
イチ：面白くなってきたじゃないかよ。
∥？：ちょっと家になにか用？
∥ラーメン屋だった。
∥女：会社を辞めてラーメン屋をはじめるの。
∥一口食べてみたら泊まらなくなっちゃって。
イチ：ゾンビの話じゃねえのかよ！
Д公園
メロ：そもそもゾンビなら家に居候してるのだが、何か？
　イチ：見せてくれよ。証拠写真みせてくれよ。投降しようぜ。
：それは、プライバシーの観点から。
　：肉食べたりするんじゃね。
：アジサイの葉を食べてるから草食かと。普通の女の子になりたいと申しておった。
　：本当にゾンビ？
：ニイがそういっておったが。
　：ガセなんじゃないの。母ちゃんにいっときなよ。･･･あ、ごめん。
：別に気にせんでよい。
｜そう、我が家には母がいない。
｜一つだけ覚えていることがある。ひんやりした手の記憶。
†墓地
　レア：お帰り。
メロ：お墓に何か用か？
　：用はないけど、お客さんが来ていて。心配になるんだ、迷惑かけてないかって。
：そのようなことは。
　：何してるの？
：おまいりです。母の。
　：メロちゃんは偉いね。尊敬しちゃう。
　：私にも家事のお手伝いさせてください。
：それは悪いので。
　：そんなことないですよ。お願いします。
　：顔真っ赤、お熱ですか？
；冷たい。
　：いけない、ゾンビだから温度わからないんだった。
：ママ？･･･いや、なんでもですぞ。
｜あのときどうしてそう読んでしままったのか。
凸
イチ：これがゾンビ？ガセだろ、これは。

さんかれあ
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