◎氷菓第十一話「愚者のエンドロール」

2012年07月22日

マヤ：ザイルの出番がないじゃない。
折木：トリックで使うとはかぎらないだろ。
マヤ：でも面白かったわよ。マンケンにいくからまた明日ね。

折木：なんで忘れていたんだ？
　サト：ホウタロウ。
：なんか用か？
　：ホウタロウ、あれは、本郷先輩の考えとは違う。
：オレは気づかなかったのか？
　：本郷先輩の考えじゃないんだ。序実トリックってわかるかい？
　：先輩はホームズしかよんでないんだ。序実トリックは存在しない。
　：２０世紀になってでてきたんだ。
　：ホウタロウの案なら何も言わないよ。言いたかったことは、それだけ。
･･･　
　エル：折木さん、お話したいことがあります。
：お前もか。気に入らなかったんだな。イバラにもサトシにも言われたんだ。
　：私も違うと思います。
：理由を教えてくれないか？
　：川辺をお散歩しませんか
ξ川
エル：結末はどんなものでもいいと思っていました。
：本郷さんが気になっているんです。なぜ、エバさんにトリックを聞いてもらえなかったのか？
：本郷さんは見通しを持っていたと思うんです。
：それさえできない状態なら怒ると思うんです。
：誰にも話さなかったんじゃないですか？
　：自身がなかったんじゃないか？
：結末があれなら自身があったと思うんです。追い詰めたのは何か知りたかったんです。
　：チタンダは本郷のことを考えていたのか。
　；俺は脚本に本郷の気持ちが込められていると考えもしなかった。たいした探偵役だ。
Δ家
∥エル：本郷さんの考えと違いますが素敵に仕上がっていると思います。
折木：もういいじゃないか。撮影も終わってる。省エネじゃない。
：本でも読めば気晴らしになるか。
：女帝、イリスににあってないな。
：イバラは正義、間違ってない
：サトシは魔術師、
：チタンダは愚者、行動への衝動
：俺は力、闘士絆？一致してないだろ。
：ライオンが、女性にコントロールされている。･･･力かもしれない。
：見方を変える？
〓別の日
イリ：打ち上げに参加しないか？
折木：いきません、お話があります。

φ茶店
　イリ：話とは？
折木：俺には技術があるといいましたね、なんの技術です。
　：推理という。
：俺は探偵じゃなく推理作家だったんじゃないですか。
：小説にメモがはさんでありました。◎は生きてる話し△は死ぬ話。
：納得できることがありました。アンケート結果のおかしさです。
：無効票はなにか、
　：０だな。
：脚本では、死者がでないはずだった。
：カイトウはどう見ても死んでいた。妄想です。
：取り直せといえなかった。そこであなたの登場だ。脚本を未完成にした。
：実際はシナリオコンテストだった。俺も捜索しているときづかなかった。
：俺の台本がかわり本郷は気ずつかづにすむというわけだ。
：あなたは能力のない人間など気にしない。
　：それがなにか。
：技術があるといったのは本郷のためですか？あの言葉はウソですか？
　：心からの言葉ではない、ウソと呼ぶのはキミの自由よ。
：安心しました。
･･･
→チャットで話す
〓翌日
凸学校
折木：なんだ、本郷さんの脚本がどんなものか気になりますか？
　エル：違います。
　：本郷さんの脚本がどんなものか気になります。
：密室はとける。進入経路はまど。
：隣の窓から移動して死なない程度に刺す。以上だ。
　：多分、カイトウさんが刺されたあと理由を聞いたんです。
　：そして、そこで倒れたんです。
：何か知っていたんじゃないのか
　：笑わないでくださいね。本郷さんと似ていたからだと思います。
　：私も人の亡くなるお話はキライなんです。
※被害者が死んでなかったら密室にはならないってことか。
※それなら隣の窓から入ってきても問題ないな。

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