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自分の考えと合った本や、人と話したりするだけじゃなくて、
衝突する意見を持っている本を読んだり、人とコミュニケーション することが大事なんだ。 「逆転の発想」なんていう本も、ひところ流行ったよね。 江崎玲於奈さんをはじめ、ここ最近ノーベル賞を取った日本の 学者たちも、皆常識の逆をやった人たちなんだよ。 反対の考えにも、それなりの根拠と理由があるからね。 そのことを知ることによって、自分の考えに深さや広さが加わって、 新しい視点を持つことができるんだよ。 新しい視点っていうのは、人間の創造性を開発するんだ。 創造性っていうのは、何か特別なことを発見したり、新しいタイプの 芸術作品を作ったりすることだけじゃないんだよ。 今まで普通のこととして慣れていた(狎れていた)ことに、新しい 意味を発見することだって、創造なんだ。 ぼくもそうだけど、子供たちの多くが算数や数学を嫌うのは、 計算の仕方や公式だけを詰め込まれるからだよ。 「HOW」ばかりで、「WHY」がないんだ。 それって手順ばかりを教えてるに過ぎなくて、創造性の欠片もないからね。 子供たちの遊びは、創造性に満ちてるよね? 積木や木片を車に見立てたり、葉っぱを船にしてみたり。 そういう創造性があるから、子供たちは遊びを楽しめるんだ。 だから、計算の手順だけを学ぶ算数なんか、嫌ったって当たり前なんだ。 全然現実感がないからね。 計算をいかに具体的に生活の中で使うことができるか、 つまりね、単なる金銭の計算のためじゃなくて、地面から 雲間での距離とか、船や飛行機の曲線は、こうやって計算する、 みたいな例えで教えるなら、創造性に働きかけて、子供や ぼくたち大人だって興味深くなるよね? 世界を新しくとらえるのに役立つものなら、 勉強は「強いて勉める」ものじゃなくて、創造性と深く関わる 喜びになるんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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