♪ペンギンのお買いもの日記♪

赤ちゃんがどんどん大きくなって、私のお腹がポンポコリンになって

きて、カナポンは、弟が生まれてくるのをとても楽しみにしている

ようなんですが、それでも、やっぱり内心は複雑なようです。

朝、バス停までいつものように元気に向かったカナポンですが、

ベビーカーに乗ったお友達の弟くん（１歳）と手をつなぎたかったらしく、

手を差し出したら、手を振り払われてしまったらしく、

「手つなぎたかったのに～。」といいながら、大粒の涙を流して

号泣しました。

眠かったのかもよ。今日は、ママと手をつなぎたかったのかな。と

カナポンに話しかけて落ち着かせようとしましたが、

カナポンの号泣はどんどんエスカレート。

その時、ちょうど園バスが到着したんです。

すると、「バスに乗らないの～」と言い出して、座り込んでしまいました。

園バスの先生に事情を話したところ、最初は少しお話してくれて、

それでも、号泣して動かないので、最後は無理やり抱きかかえられて

バスに乗せられていきました。

先生に抱きかかえられても、最後まで、暴れていましたが、

バスの一番前の席に座らされると、あきらめたのか、

鼻をすすりながらも、おとなしくバスに乗っていきました。

こんなことは、年少に入ったばかりの頃依頼だったので、

他のお母さん達も先生も、めずらしいよねとビックリしていました。

でも、一番ビックリしてショックを受けたのは、実は私です。

他のお母さんたちが、赤ちゃんが生まれる前に、同じようなことが

あったと何人もおっしゃっていました。

カナポンも、赤ちゃんが生まれてくることに喜びと不安が

入り混じっている複雑な心境の時期なんだなあと実感しました。

そういえば、最近夜パパに対する口調がきつくなっていたり、

ちょっとしたことで号泣することが増えているなあと

あらためて思いました。

きっと、今朝のことも、手をつないでくれなかったというのは、

泣き出すきっかけになっただけで、心がいっぱいいっぱいの状態に

なっていて、小さなことにも敏感に反応して泣いたのかもしれません。

幼稚園についたときにも、バスに乗っていた先生が抱っこして

くれたんだよと帰ってきてから話していたので、

先生方の心遣いや愛情に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

幼稚園では、楽しくすごせたようで、帰りはにこにこでバスから

降りてきました。

今日は早いお帰りだったので、午後からおやつを持って二人でお散歩に出かけて、

タリーズでカナポンの大好きなブラッドオレンジジュースを買って、

駅前の広場に飾られているたくさんのこいのぼりをみながら、

おやつにして、たんぽぽやしろつめ草を摘んだりして、

のんびり過ごしてから、夕方は美容院でカナポンの前髪をカット

してもらってきました。

少しは、ストレス発散になっているといいなあと思いながら。

そして、落ち着いたところで、赤ちゃんについてちょっとお話

してみました。

小さい赤ちゃんは、指を出すとギューっとにぎってくれることが多いけど、

だんだん大きくなると、それがすくなくなってくることや、

はずかしい気持ちやてれちゃう気持ちも出てくるようになること、

そんなことを話すと、「そうなんだ～」と聞いていました。

年中さんになってからというもの、いろいろと自分でやってみると

言ったり、お手伝いを率先してしてくれたりと、とてもがんばって

いるカナポンなので、今回のことは、見ている私のほうまで、

涙もろくなってしまいました。

私も、二人目の出産に向けて、期待と不安な気持ちがあって、

風邪をひいて体調がすぐれなかったりもしたので、イライラして

いたので、それもカナポンに伝わっていたのかなあと思います。

カナポンのやさしい気持ちを大切にしながら、かかわっていきたいと思います。