降りしきる雪のように…

りな男を自転車に乗せて少し進むと急な坂道の地下通路がありました。

もちろんダンナは無口のまま自転車を押して先に行ってしまう。

しかし、自転車の後ろに１４kgを乗せている私は思うように進めない。
自転車の後ろに子供を乗せて坂道を登るのは結構きついのです…。


一応坂の上で待っていてくれたのですが、ケンカするのは昨日の今日だし私もいい加減むかついてきました。

「私、先帰るから２人で行ってきなよ。」

「黙ってついてくればいいだろ！そうすればそれで済むんだから！」

「先に帰れって言ったのアンタでしょ！？」

「じゃあなんであの時黙ってついてこなかったんだよ！」

「あんな陸橋、自転車持ち上げてわたれるわけないでしょ！？」

「ちゃんと自転車用の道があったんだよ！だからあそこで待ってたの！少し考えればわかるだろ！？」

「すれ違いざまに自転車を持って登らなきゃって言ったのアンタでしょ！？」

「はぁ～？そんなの言った覚えありませんっ！！」

などなど。(＾＾；)
しかも２人とも興奮状態なので同じような罵りあいを繰り返す…。

そしてさらに続きます。

「なにもこんな人通りの多いところでケンカすることないだろ！？家に帰ってからにしろよ！！」」

「家に帰ってまた暴力ふるって黙らせるつもり！？しかも裁判で不利にならないようにアザができない程度にやるつもりなんでしょ！」

「はいはい。そうですねぇ～。」

「じゃあ裁判代先によこせよ！」

「はぁ～？裁判って言うのは勝訴して初めてお金をもらえるんですぅ～。」

などなど、前日に負けないくらいのアホさ加減のケンカを公衆の面前でやらかしました★

しかし、今日は一生に一度しかないりな男の晴れの日！！

というワケで、なんとかその場は２人とも怒りを収めて再び○○大師へ向かうことにしました。

するとりな男が

「ごめんなさいぃ～！！(＞д＜。)」

私達がケンカしているのを自分のせいだと思ったのでしょうか？

私もダンナも慌てて

「違うよ！りな男は悪くないんだよ！！ヽ(゜д゜ヽ)」

…と。(＾＾；)

りな男は悪くないのに謝られてしまったので私達は申し訳なく思い、ケンカするのをやめました。

お互いまだ納得のいく結末ではなかったのでかなりギクシャクしていましたが、約束通り○○大師でムシキングのわたあめを買い、改めて帰路につきました。

お昼ご飯を食べていなかったので、帰りながらここでご飯を食べようとかあそこでご飯を食べよう…という話になりました。

しかしご飯を食べている間にわたあめがしぼんでしまうんじゃないか…と言うことと、今にも雨が降ってきそうだったのでまっすぐ家に帰りました。

ダンナはガラス張りの大きな写真を持っていたので先にりな男とマンションへ入り、私はまっすぐ駐輪場へ…。

これがガラス張りのでかい写真。am4:00に起きてきた時に撮った写真なのでりな男はパジャマ姿☆

ついでにダンナの自転車も駐輪場へ入れてやると、ちょうどマンションのエントランスで会いました。

「ご飯買いに行くけど、なに食べる？」

「う～ん…、お腹空いてるけど、特に食べたいものないなぁ。」

「じゃあなにも買ってこないからね。」

そう言って出かけたダンナでしたが、帰ってくると

「自転車しまってくれたんだ。あんがとでちゅ。」
実はよく赤ちゃん言葉を使う…。(＾＾；)

と言い、今朝私が食べたいと言っていたデニッシュを買ってきてくれました☆

とりあえずこれでチャラになりました。（笑）

私もダンナもりな男に謝られたのが一番効きました。

ごめんね、りな男…。

こんな長い日記におつきあいくださいました皆様ありがとうございます☆

今後はこんな馬鹿げた日記を書かないように気をつけないと。(＾＾；)