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2020.03.02
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折田翔吾さんが2月25日の編入試験第4局に勝って3勝1敗でプロ編入試験に合格したのは周知のとおりですが、正直言ってこの合格は将棋連盟にとっては長い目で見たらマイナスなのではないかと思っています。

 僕個人としては折田さんに恨みは全くありませんし、合格そのものにケチをつけるつもりもありません。

 ただ今回の合格で「プロ編入が身近になった」と感じている人達がいるのではないのかと思います。

 今泉健司さんの時は「こんな生き方はとても真似出来ない」と思わせるものがありました。三段リーグで次点2回でフリクラ入りの規定がなかった頃に次点を1回取り、規定が出来てから2回目の次点を取り、年齢制限による退会。三段リーグ編入試験に合格して4期戦うもまたしても退会。そしてフリクラの編入試験の資格を得て……

 その次の折田さんの合格までの間隔の短さ、AIによる序盤の研究、そしてユーチューバーをやりながらクラウドファンディングで試験料の10倍近い金額が集まって……

 このユーチューバーの部分なんかそこだけ見れば「何だか誰でも出来るんじゃないか?」「何だか浮ついてるような……」といったよからぬ考えの持ち主も現れるのではないか、という気がしてきました。

 勿論、フリクラ編入試験の資格を得るにはプロ棋戦に参加して10勝以上という途轍もなく厳しい条件をクリアしなければなりません。プロ棋戦に参加するにはアマチュア全国大会優勝級の活躍が必要であって、まずはそういう人達だけに限られた世界です。

 今のアマチュア全国大会は元奨三段か奨励会に行かなかった天才アマ達の世界であって、一般の凡人には全く縁のない世界と言えます。

 ただ、そうした人達に「AIで序盤を研究すればいい」、そうすればプロ棋戦で通用する、という希望を与えてしまったような気がします。

 元奨三段というのも、棋力のピークとも言える26歳とかで奨励会を退会してしかも退会後1年間はアマチュア大会に出られないという具合に年々厳しくなっていく訳で、本気でこのルートでプロ入りを狙うというのはリスクの大きい話です。

 まあそもそもこうしたプロ編入試験を受けた人達というのは、チャンスが巡ってきたから挑んだ訳で、ずっとそれを狙って人生を賭けるという生き方は出来るものではありません。

 ただ、今後は奨励会に入らずにアマチュア大会で腕を磨きながらプロ編入試験を目指すという若者が現れるという事も有り得るのではないかと思うのです。

 本来なら奨励会に入会するのがプロ棋士になるための正しいルートです。確実に年に4人はプロが誕生する訳で、編入試験受験者など何年に1人現れるかという話です。

 だけど、じゃあ奨励会に入れば必ずプロになれるかと言うとそうではなく、入会者の8割は脱落する世界です。プロが厳しいのは当然の話ですが、三段まで行ってようやく半分というのは実に難しく厳しいとしか言い様がない。

 10代の伸び盛りの頃にアマチュア大会に出られず、故にプロ棋戦にも出られないという状態を強いられる奨励会よりも、自由に伸び伸びとアマチュア大会に出場出来る道を選ぶ……

 もしかすると既にそういう人もいるのかも知れません。結果が出てないだけで……

 3時間の将棋でプロを相手に勝つというのは、やはり元奨ならではとは思います。プロの世界を知っている、試験官の棋士とも過去に奨励会で指している。プロの修行をしないと中々プロの技術は身に付かない。
 だけど5時間の棋戦で勝ち星をあげる純正アマもいます。

 とにかくそもそもが限られた人達にしか関係のない話です。

 今後そうしたルートでのプロ入りを狙う人が増えたとしても、奨励会入会者がいなくなるという事はないとは思います。
 ただ、底辺が広がれば頂点も高くなるものです。

 もしそのようなプロが増えるとどうなるでしょう? フリクラ棋士が増えるだけでも連盟の財政にはマイナスであり、そしてこれまでフリクラデビューした人達は全員規定の成績を上げてC2に昇級しています。

 それからそういったプロというのは今迄のプロ棋士とは気質だとか毛色の違った人種になるでしょう。奨励会時代に先輩から頭を押さえつけられてきたような、一種の上下関係を経験してきていない、先輩の棋士から見たら「可愛くない」ような。

 こうした伝統にどのくらいの意味があるのかという見方もありますが、とにかく連盟としては歓迎すべきではないでしょう。

 とにかくAIで序盤の研究が出来るというのが大きいのです。

 江戸時代などは門外不出の家元の秘伝のような物があった訳で、それが情報化社会となり段々とアマチュアの間でも情報が得られるようになり、今や誰でも自宅でPCを使ってプロ並かそれ以上の序盤の知識が得られるようになった……

 連盟としては本気でプロ編入を阻止するべきだと思います。制度自体は廃止する訳にはいきませんが。
 これまではアマプロ戦や編入試験を、あまりにも個々の棋士に任せ過ぎだったのです。

 表向きは編入を認めながら、その実は徹底的に阻止する気持ちで行かなくてはならない。(女性棋士の誕生は逆にサポートするくらいで)

 連盟内にAI研究部とかアマチュア対策部を設けるべきだと思います。その部屋には連盟関係者以外は入れない、勿論奨励会員やプロ棋士です。

 徹底的にAIを研究し、アマチュアも研究する。その部屋に入れるのが奨励会員の特権でもある訳です。
 要注意アマと対局するプロにはその部屋に一度は訪れるように促す。

 そうした事が必要な気がするのですが……






Last updated  2020.03.22 00:38:30
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