将棋雑談アレコレ (SDI)

2006/05/04(木)20:50

相手が間違えると嬉しい?

何気に野球を見てたら5回裏にノーアウトランナー1塁からバッターをうちとった所でいきなりピッチャーが交代しました。普通だったらこの交代は絶対にあり得ない所ですが、どうやらピッチャーにアクシデントがあったようです。 これは相手チームにとってはラッキーだろうな、と思いました。 この場合はアクシデントでありミスではないのですが、将棋でも相手のアクシデントやミスは嬉しかったりするものです。 以前ある将棋ファンが某プロに「阪田三吉さんは相手が悪い手を指すとその相手を叱ったそうですね。さすがは阪田さん・・・」と話したそうですがそのプロが言うにはそれは阪田さんがアマチュア相手の指導の時の話でしょう、相手がプロなら間違えてくれれば嬉しいものだ、との事です。 実力が拮抗している相手、強敵と戦っている時に相手がミスをした、あきらめてくれた、という事があればそれは嬉しいものです。勿論お互いに全力でぶつかり合って充実している時に途中であっさり土俵を割ってしまってがっかりする、という気持ちになる事もありますが、本当に勝ちたくて必死で戦っている時に相手が間違えてくれるという事はやはり嬉しいものなのです。 当然、指導と真剣勝負では違うわけです。

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