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テーマ:将棋について(1290)
カテゴリ:詰将棋・フェアリー・作図
赤池嘉吉「死刑の宣告」。有名な四桂詰です。
この図の原図は天保9年(1838年)刊の赤池賢(嘉吉)編「象戯解い(変換出来ず)」50番中の第40番ですがその図は不詰であり、明治43年(1910年)刊の「将ぎ(変換・・・)活法」第70番、関根金次郎当時准名人発題図を使用しています。 ▲2三歩成 △同 玉 ▲3五桂 △2二玉 ▲2三歩 △1三玉 ▲2四金 △同 玉 ▲3四と △同 玉 ▲4三角成 △2四玉 ▲3六桂 △1三玉 ▲1四歩 △同 玉 ▲2五金 △同 桂 ▲同 馬 △1三玉 ▲1四馬 △同 玉 ▲2六桂 △1三玉 ▲2五桂 △1二玉 ▲2四桂 △2一玉 ▲2二歩成 △同 玉 ▲3四桂 △3一玉 ▲4三桂不成△4一玉 ▲3三桂不成 迄35手詰 この趣向は6世名人3代目大橋宗與の「将棋養真図式」94番にも先例があります。他にも色々違う図があるようで、将ぎ活法の図も現代の感覚では盗作になるそうですが・・・・・・ 現在では全駒使用の純粋四桂詰も発表されています。2007年6月15日にも七条兼三氏の作を紹介しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.27 17:11:36
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