1441785 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

将棋雑談アレコレ (SDI)

将棋雑談アレコレ (SDI)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

にせあら

にせあら

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

一日の学問 一書の… yonesan2さん
いない、いない、え… JUJUBESさん
毎日は書かないダラ… ひすわし4649さん

Comments

名無し@ Re:角不成は会員停止に(11/13) 1983-07-19 王位戦 谷川浩司 vs. 大山康晴…
通りすがり@ Re[1]:角不成は会員停止に(11/13) ...さんへ 会員停止なんかされたら将棋を…
王島将春@ Re:記録係問題(01/11) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
...@ Re:角不成は会員停止に(11/13) > 角不成が禁止されたからといってそれ…
しょうもない高齢初心者@ Re:角不成は会員停止に(11/13) 「負けになったら切断」は角不成関係ない…

Headline News

2009.05.06
XML
伊藤看寿の「将棋図巧」の序文に「年十三にしてえい(変換出来ない・・・)局の図を作り、今此の巻尾にあり」という有名なくだりがあります。

図巧第100番は「寿」ですが、巻尾の局だからその「寿」611手詰を看寿が13歳で作ったと一般には思われている・・・のでしょうか?TVで某プロも「看寿が13歳で611手詰を作った」などと軽々しく言っていましたが・・・

駒場和男氏はエッセイで「寿は全盛期の作ですよ」「どこにも推敲の余地がない」というような事を確か書いていたと思います。

詰将棋の創作を長年やってきて自身も有数の作家である駒場氏の言葉なだけに説得力があります。

看寿は神様だから、天才だから少年時代に作れたんだ、などと言うのは天才バカボンのハジメちゃんは天才だから生まれたばかりで会話が出来た、などと言うのと同等にリアリティーの無い話です。

13歳で寿が作れたのなら他の作品はどうなるんだ?という疑問が当然起こる筈です。

駒場氏は『巻尾』という言葉をラストの方、と解釈して「果たして巻尾の局はどれか?」という事を90番~100番をその『巻尾』の範囲として検証してみました。そして出たのは第97番がその巻尾の局だ、という考えでした。

97番は玉方の一段目が実戦初形のように「香桂銀金玉金銀桂香」と並んでいる作品です。門脇芳雄氏も東洋文庫「詰むや詰まざるや」で「一段目に玉金銀桂香を配置した創作型作品。この思いつきは稚気的なもので、看寿の創作初期の作品ではないかと想像される」「作風から判断すると、この作品がその巻尾の局ではないか、とも考えられる」と書いています。

内藤國雄九段が玉方完全実戦初形の詰将棋を作りますが、その発想の元はこの図巧97番にあります。200年以上の時を経て看寿の夢見た構想の一つが完成されたと言えるのではないでしょうか。

稚気的でもあり記録的とも言える作。98番「裸玉」99番「煙詰」100番「寿」、これらはラストを飾る作としては外せない所でしょう。その次に持ってこれるギリギリの巻尾とも言える位置が97番だったというのは何となく納得出来るような気がします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.06 01:22:36
コメント(0) | コメントを書く
[詰将棋・フェアリー・作図] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X