将棋雑談アレコレ (SDI)

2010/11/03(水)07:01

ARCADE GAMERS 白書 Vol.1

メディアパル「ARCADE GAMERS 白書 Vol.1」という本があります。アーケードゲームの高度成長期を振り返る、1978年から1986年まで、アーケードゲーム史上に残る名作を完全レビュー。 ゲームセンターのゲームが沢山書かれた本ですが、「グラディウス」「魔界村」「ドルアーガの塔」といった有名作がずらっと並んでいて、その末尾くらいに「名人戦」がありました。 「現在でも稼働中の将棋ゲームのロングヒット作」 そうなのか?と思いましたが。アルファ電子の「将棋パート2」(1はあるのか?)なんかもかなりの期間見かけましたが、そちらの方がロングヒットというイメージがありました。 『DATA』メーカー/アルファ電子/SNK、発売月/1986年9月、ゲーム種別・テーブル/1人用(2人用は対戦プレイ)、操作形態・4方向レバー/2ボタン、基板平均購入価格3000円、コンシューマー機への移植状況 ファミコン名人戦(FC) SNKなのは知っていましたがアルファ電子も関わっていたのか・・・ファミコン名人戦がこれの移植だったのか?ネオジオポケットの「名人戦」では・・・? 詰将棋と本将棋があって、詰将棋の方では無駄合いをされて手数オーバーでゲームオーバーになったという苦々しい経験があります。 「長時間遊べる本作は・・・」と書かれていますが2局指せば終わりだったのでどうなのかな?と思います。こういう本で疑ってしまうのは、先に述べたような有名作ならばいくらでも思い入れのある人が居ていくらでも熱い文が書けるでしょうが、マイナーなゲームに関しては数合わせというか、誰もあまり知らない中で何とか書けるという人が無理矢理書くといったような事があるような気がします。 将棋ゲームも何か一つ入れてやろう、という事でこのレビューも書かれたのではないか・・・?それはそれで有難い事でもあるのかも知れませんが。                        (4)

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