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将棋雑談アレコレ (SDI)

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2014.03.06
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カテゴリ:個人的な話
 あまりにも個人的な話で、将棋とは関係の無い話なのですが、気まぐれというか気休めというかそんなものとしか言えないのですがタイトルのような言葉ももらった事だし、将棋仲間にも今一つ話が伝わっていない面もあって、まあ書いてみる事にします。

 現在の仕事が、まあ何というか今流行りのブラック企業というのか、とにかく酷い労働時間です。

 正直言って、人生観が変わる程、でした。

 で、この時に感じたのが「升田幸三が戦争に行って、体を壊して帰ってきたのが分かるような気がする」というものでした。
 大真面目にそう思っています。

 その事を県内のある若手に話したら、タイトルの言葉が返ってきた訳です(その前に別の会話を挟んでいますが)。

「これで、将棋の真髄に近付いたじゃないですか」

 一歩近付いた、か近付いた訳じゃないですか、だったか細かい事は忘れました。
 話の意味はハッキリとは理解出来ないけど、升田幸三の心境とか境地を知ったのなら、またはその事情の一端を覗き見たのだから、将棋の真髄に、という言葉が出たという、ともすればとりとめのない会話を締めるための気休めみたいな言葉でしたが、彼は長幼の序を弁えた気遣いを見せた訳です。立派な若者だと思います。

 僕が何故、升田幸三の事に思い至ったか、それは日頃から升田幸三について色々と考えているからですが「戦争から帰って、どうして体を壊したのか?」その理由が分からずにいました。

 それは色々考えられるでしょう。

 明日をも知れない運命の日々、いつ殺されるか分からないという状況、生死を賭けた場面での異常な心理状態、場所や作戦によっては生物兵器とかの使用もあったでしょう。
 流石にそういうものとは比べようもないのですが、僕が注目したのは、睡眠時間と食事についてです。

 食事についてはその内容も確かに戦地では凄まじい事情があったようで、それについては比べられませんが、とにかく敵に襲われる可能性のある状況では、いつ食事をとれるか、寝る事が出来るか、その保証がなく分からないというものだと思います。
 まさにそれなのです。

 結局僕と同じ考えになるには、同じ体験をしないと分からないのでしょう。
 では同じ職場の人も同じ考えか、というとそうでもないとは思いますが。

 それは僕自身の立場とか、要領の良さ(悪さ)とか、升田幸三についての知識や思いとか、その他の色んな要素から生まれたものであるからです。

 とにかく、今の仕事なんですが、食事休憩の時間がとにかく不規則です。極端に早い時には午後4時半という事もありましたが、それが午前1時や2時になったり、酷い時には午前5時まで休憩無しでぶっ続けという事もありました。

 早く終われば午前0時前に眠れる事もあれば、午前2時や3時は当たり前、午前8時を過ぎる事もあります。先月末の1週間は毎日それで、100時間近くの労働時間でした。

 4時、5時となれば、もう朝です。8時を過ぎて帰ると通勤ラッシュに巻き込まれて、その中を居眠り半分で帰る事になります。

 寝る時間の不規則さというのがとにかく大きいと思います。人間にとって規則正しく寝るという事は大切な事だと思います。
 午後11時から午前2時に寝るのがベストの時間だと先日のTVでも言っていました。その時間に寝るのが成長ホルモンが分泌されるのだと。

 夜勤の仕事を否定するつもりはありませんが(この仕事は夜勤ではない筈です。あくまで「残業はある」という程度の事しか言われませんでした)、せめて時間が安定してくれなくては、体の方が正しいリズムを作れなくなるのではないでしょうか。
 こんな生活を続けていては、自律神経や内分泌系等に悪影響があるような気がします。医者でもないので何とも言えませんが。既に色々と体調に変化が現れているようです。

 戦争とは食事と睡眠時間のバランスを壊すものではないのか? と以前から漠然と考えていたのですが、それが現在の仕事によって似た状態が作られているのではないか、と思ったのです。

 この事に思い至った瞬間に感じた冷たいもの、これは本当に本人にしか分からないものなんでしょう。
 つまりは以前から仮説として持っていた考え、その状態に自分が重なったのでは? と思った瞬間の恐怖と不安というものです。

 同僚も「こんな、戦時中じゃないんだから」「まるで馬車馬のように」「奴隷のように」「そのうち誰か過労死するんじゃないのか」「上の連中は頭がおかしいぞ」などと笑い半分に文句を言いながらやっていたりします。そう言っていられるのは、まだ余裕がありそうな感じではありますが。

 そして「生きるために食べるのだ」という当たり前の事に考えが至りました。

 それは実に当たり前の事でしょう。

 食べなければ死んでしまいます。

 だけど現代の日本のこの飽食の時代、多くの人は毎日が当たり前のように食事にありつける。
 僕自身はかなり前にこの「生きるために食べる」という事は考えた事がありました。

 だけど、仕事の際の休憩でとる食事の事でそれを意識したのは、今迄働いてきて初めての事でした。

 それは最初の方でも書いた通り、まさに人生観の変化と言ってもいいでしょう。

 これを実感しなければ、同じ考えにはなれないのかも知れません。

(以前にも酷い職場で、長時間だし殴られるような所で精神的にかなり辛かった事がありましたが身の危険はさほど感じませんでした。ただ別な意味で人生観が変わりましたが。山で岩が頭に当たった時や、チェンソーで手首を切った時、この時が一番死に近付いた瞬間だったように思いますが、外科的要因のものよりも現在の方が命の危険を感じています)

 休憩場所もなくて自家用車の中で、真っ暗な中でとる夕食休憩。寒さを凌ぐために車の中に毛布を積んでいますが、その事を「車中での生活者みたいだ」と複数の友人から言われました。

 その休憩すらも満足にとれない事がある。

 年末に支部長に話があって訪ねたのですが、帰りに足を引きずったようで、それを支部長に見られて、その事を支部長が複数の人に話したのですが、後日その一人のY氏に会った時に

「元気そうじゃないですか。支部長の話だと、足を引きずっていたとかいうから、一体どんなだと思ったら」

 と笑い飛ばされましたが、Y氏の読みは浅いと言っていいのではないのでしょうか。まあ、別に気にしてはいませんが。

(それから、勝手な価値観で人を判断して人の話を聞かず他人を非難するばかりで自分を正しいと思っていて尚且つ自分の記憶が曖昧だという自覚も人のブログを荒らしたという自覚もなく逆に人を批判するような人間とは永遠に縁を切るつもりです。冷静な時はそうでもないですが、仕事中に思い出すと殺意すら抱きます)

 足が痛い事はしょっちゅうです。今も痛いです。休めば治まりますが。

 支部長には話があってその時は無理をして行ったのですが、普通は足が痛い状態なら人前に顔を見せる事も難しいとは考えないのでしょうか。

 仕事自体は、多少の体力は使うし女性にとっては少しキツいかも知れませんが、短い時間なら何も問題は無いのですが長時間を何日も続けると、そのうち足が痛くなってきます。
 僕の場合は右足の爪が痛くなります。同僚の人は「内出血した」と言っています。
 更に両方の踵が固くなって痛くて、ふくらはぎにも違和感があり、今は左膝も怪しくなっています。

 とにかくこんな状態では、大会に出るのは難しいですね。その日は普通かちょっと遅いくらいに帰れて大会に出れたとしても、後日に続きがあるような場合のその日の朝の帰りが8時、9時となっては。
 現在は将棋も詰将棋もしていない状態ですが、実際には数ヶ月の事なのですが、もう何年もこんな生活をしているような気分です。


追記:まだ書き忘れた事もあるのですが、それは後日にでも書けたら書きたいと思います。





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Last updated  2014.03.10 09:00:47
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