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カテゴリ:PC・ネット将棋・ゲーム・道具・玩具
一つ過激な提案をしてみます。
ネット将棋で見られる現象(?)ですが、角不成をわざわざ日常的に行う人達がいます。 こういう人達は会員停止にすればいいのではないかと思います。 これは一つのアイディアであり、今まで(多分)誰もこういった発言はしなかったのではないかと思います。 角不成と飛不成と歩不成、この3つは終盤で打ち歩詰に関わる局面が出現しない限りは棋譜としての意味が全く無い手です。(代表して『角不成』を取り沙汰する事にします) 他にこの種の不成が有効な状況が全くないでもありませんが。例えば、リアルな将棋においては切れ負けの終盤などにおいて駒を裏返す手間すらも省いて時間を減らさないようにするという手段はあります。 他にも不成を使う理屈はある事はありますが……ちょっとそれは敢えて書きません。どのみちちょっとした『狡い(こすい)』テクニックであって、推奨できるものではないと考えています。 今ここで言う角不成は、序盤での角交換などを示すものです。 (先に述べた終盤での駆け引きや手段とは無関係の全く意味の無い行為です。先述のテクニックも別に褒められたものではありませんが) 意味が無いなら、ルール上は何の問題もないわけだし、別にそこまで目くじらを立てるような事でもないのではないかと思われるかも知れません。 僕自身、この『会員停止』という事を思い付いたのが数日前です。 (だからこそ『アイディア』であるわけです) だけど、ルールで定められていないなら何をやってもいいのでしょうか? 間違いなく角不成には悪意があります。 大袈裟な言い方かも知れませんが、少なくとも好意ではない。 角不成にマナーの良さを感じるでしょうか? そして、角不成が禁止されたからといってそれで将棋やネット将棋をやめる人が果たしているでしょうか? それが当たり前になれば、今までやってた人達も「そういうものか」と思って、角不成をやめて将棋を続けるだけではないでしょうか。 だから角不成は会員停止でいいと思います。 勿論、たったの1回で停止にする必要はないでしょう。事前に充分に知らせた上で、一定の回数で停止でいいでしょう。 (会員からの報告を受けて棋譜を調べて、『悪意の不成』を確認して、という流れでしょうか) (それから永久に停止でなくとも、20日間経過したらまた復帰といったような感じでいいような気がします) 角不成など、ちょっとした挑発や相手を小馬鹿にした程度の行為かも知れませんが、そのちょっとしたを放っておく事が良くないのではないかと思います。 角不成を見て、初心者や子供がそれを普通に取り入れていく……徐々に良くない習慣が浸透していく。 角不成はネット将棋が生み出した悪しき習慣ですが、どんな世界でも膿のような良くないものはあるものです。 将棋においても、持駒を手の中に握りこんだりする行為は江戸時代からあります。賭け将棋も元々は将棋が賭け事として定義されていましたし、今でも少額を賭ける行為はあちこちであるでしょう。 とにかく賭け将棋の殆どが町道場から姿を消して、将棋界はかなり綺麗になったと言えるでしょう。 角不成にしても、浄化できるならば浄化すればいいのです。 そういうものが業界の良心ではないでしょうか。 角不成を生んだのはネット将棋であり、ネット将棋の功罪です。だからネット将棋の運営者が責任を取るべきだと思います。 そして繰り返しますが、角不成を禁止されたからといって誰も困らないのです。 この考えが広まり、賛同してくれる人が増えてくれる事を願います。新しい常識にしたいと思います。 P.S. 思えば、棋士を『アスリート』と呼ぶ考え方は20年近く前に提唱していました。今でこそちらほらそういった記述を見かけるようになりましたが、当時は変な目で見られていたように思います。この考え方も常識になってくれればいいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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