前の日記家事を全くしない夫(9月30日)でも書きましたが、
アフロケンは全く家事をしません。
家に帰ってきたら、まず、部屋着に着替えてから、
即、テレビの前のイスに座り、
PS2の電源を入れ、ゲームを始めます。
そして、1時間後、ぺんぺんが夕食を作り終えた頃、
『んん~~イィ~匂いがするな~』とキッチンに入ってくる。
もちろん、ぺんぺんのスキをみては、つまみ食いをする。
たまに、夕食の準備が遅れてしまうと、
我慢できずに、『おなか空いちゃった』と言い、
冷蔵庫の中のチーズやら、スナック菓子なんかをつまむ。
ぺんぺんはアフロケンを見ていて思う。
なんでかな~?って。
日本人として育ってきたペンペンには理解しがたい。
まず、『ご飯の前にお菓子を食べない』と教育されてきた。
もちろん、『つまみ食い』はご法度。立って食べるのもダメ。
食事の用意を手伝うのは当たり前。
でも、アフロケンはこちらが何も頼まなければ、
皿、スプーン&フォークも出さないし、全く手伝わない。
親がある程度、子供の頃に『手伝う』ことを教えていれば、
それなりに手伝おうと努力するんだろうなぁと思った。
それでいて、先日、Chinatownでアフロケンママの買い物を手伝ってた時、
ぺんぺんは、『アフロケンは家事は何もしない。
風呂場で、自分の髪の毛を排水溝から拾うこともしない。
それでいて、ぺんぺんに感謝のカケラもない』と言ってみたら、
彼女は、『教育が必要ね~教育しなきゃね。
うちのお父さんも掃除とかしないなぁ。料理はするけど、
片付けることはしない。料理した後のキッチンはほったらかし』とか
言ってたなぁ。
そして、ぺんぺんは思う。
『教育しなきゃいけなかったのは、アナタではないのだろうか?』と。
子供の頃から、手伝い慣れているのと、
今から始めるのでは違いがありすぎると思う。
そんなこんなで、ちょっとムカッときましたが、そこはグッと我慢。
今、うちのアパートはありえないくらい汚い。
それもこれも、新しい家具をまだ買ってないから。
そこいらじゅうに、ダンボールやら、ビニール袋やらが散らかってて、
整理するための棚も引き出しもないために、どうしようもない。
そういう生活をこちらに来てから、4ヶ月くらい続けてます。
どうして買わないか?ぺんぺんにも大疑問です。
要するに、アフロケンが購入するかしないかの決断ができないために、
未だにこんな状況で生活をしてるわけです。
そういう汚いところ、整理したくてもできない状況の中、
ぺんぺんは、だんだん掃除や料理がしたくなくなってきました。
だって、使い勝手が悪いんだもん。
何をやっても片付かないんだもん。
そして、あまり料理をしなくなったぺんぺん。
当然、キッチンも荒れてきました。
汚れた食器が1~2日、シンクに放ったらかし状態になり。
それが頻繁に起こるようになりました。
そして、それに我慢できなくなったのであろうか、
前はいくら言っても手伝ってくれなかった食器洗いを
今月に入って、もう2回もやってくれたアフロケン。
もちろん、ぺんぺんは頼んでません。勝手にやってくれたんです。
アフロケンがとっても大人に見えました。
後光が差しているように見えました。
たったそれだけのことなのに。
普段やらない人がたまにやると、
とってもスゴイことのように思えてしまいます。
『結構やるな~!コイツ』とぺんぺんは感心してしまいました。
これが『ぺんぺんに感謝をさせる作戦』なら、
結果は大成功ってことにしてあげよう。