南極と料理講習会
今日の話題は、「南極と料理講習会」です。 昭和基地には、2名のプロのコックさんがいます。隊員の中には家庭料理を作る人もいます。また、全く料理など作ったことがない隊員もいます。 私などは時々調理室に入り込んで手伝いと称してつまみ食いに行く事もあります。しかし、まじめにお手伝いをと思っても40人分の食事となるとこれは結構重労働です。 特に油ものは、油が鼻について食欲が減退します。調理の人は大変なので時々任せてくれました。チャーハンなどのフライパンで調理する料理はプロ用の大きなフライパンでフライパン返しをしますので肩や腕が痛くて大変です。持ち上げるのも大変なぐらいです。 コックさんは料理講習会を料理が好きな人を集めてすることもあります。主には内陸旅行に行く人たちが交代で食事当番をするため、食材の確保(毎日の食事のおかずを少しづつ冷食用にパックする)と調理のコツをおぼえるために講習会を受けます。 また、内陸ではパンを解凍すれば簡単に食べれることから、基地で食パンを焼いて適当な大きさにして冷凍する作業が多いです。内陸旅行に行って帰ってきたらちょっとしたものなら調理できるようになります。■PEN□