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2012/02/13(月)13:57

双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる番組

テレビネタ(461)

双極性障害というのは、いわゆる、 躁うつ病と呼ばれているもので、 「うつ病」とは治療の仕方も違うそうです。  双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本 昨日2月12日の夜、NHKで放映されていた番組、 NHKスペシャルでは、 「ここまで来た!うつ病治療」 というテーマで、 「うつ病」と「双極性障害」、それから、 「総合失調症」について特集されtました。 そしてそれらは、ひとくくりに 「うつ病」とされてきましたが、 さまざまなタイプの精神患者がいるということで、 それぞれに合った適切な治療が必要であるそうです。 その診断を可能にしているのが、 光トポグラフィによる診断。 前頭葉の血流量の変化を測定することにより、 「うつ病」と症状が似ている 「双極性障害」や「統合失調症」とを、 客観的に見分けられるようになってきたそうなのです。 精神疾患とNIRS 光トポグラフィー検査による脳機能イメージング たとえば、気分が沈みがちになる症状ばかりでなく、 気分が高まる症状もみられるのが、 躁うつ病(そううつびょう)、すなわち、 双極性障害。 双極性障害の患者が、うつ病の患者と同じ、 "気分の高める薬"を飲むと、 躁状態の時に、ビルの屋上から飛び降りたくなる衝動が起こるなど、 危険なことが起こるそうです。 そのために、 双極性障害の患者をうつ病と誤診するようなことは、 防がなくてはいけないそうです。 双極性障害であるのに、うつ病と誤診されるケースは、 なんと全体の4割ほどもあるとか...。 光トポグラフィによる診断は、 そんな誤診を防げると、今、大変注目されてるとのこと。 番組では実際に、双極性障害であるのに、うつ病と誤診され、うつ病と誤診されていた患者さんのケースを紹介してました。 その双極性障害の患者さんは結局、うつ病用の薬を飲み続けていたため、長年にわたり改善の傾向が見られなかったのですが、 双極性障害ということがわかり、双極性障害用の薬を飲み始めたところ、改善してきたということです。 しかし、 光トポグラフィー検査は、現在まだ、 国内10施設で受けられるだけということで、 なかなか予約できない状況が続いているそうです。 NHKスペシャル 「ここまで来た!うつ病治療」(NHK総合)の再放送は、 2月15日(水) 24時15分~25時05分です。 出演は、 筧利夫さんと南沢奈央さん。 とてもわかりやすく 双極性障害やうつ病の治療のことが学べる番組でした。 対人関係療法でなおす双極性障害 子どもの双極性障害 うつ病の事典 うつ病と双極性障害がわかる本  

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