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ルナ・ワールド

ルナ・ワールド

英語の練習台

ある国の言葉を上達させたい!
またはがんばって習得した
言語のレベルを落としたくない!

と思ったら、
一緒に習おうとしてる
同士で集まる、
先生を雇う、
語学交換をする、
その言葉を話してる人たちの集会に顔を出す、
その国の本を読む、
ビデオを見る、
テレビ番組を見る、
食べ物を食べる、
マンガを読む、

などなど、
その国または言葉の文化に浸る努力をするのが
一番なんでは?

そういう意味では
ペンパルとか
最近では
チャット友、
メル友作りに
精を出すのがいいよね。

と、思う。

外国人のお友達を見つける、

と言うのは習った外国語の実力維持のために必要、
と思われてたりする。

まあね。

でも、私が日本でよく耳にしたのは
一方的に相手をただの練習台に使おう
とする場合。

そんじょそこらにいる
英語しゃべる人、って
お友達にしちゃえば
タダの英語の先生になってくれる
候補者じゃないし。

昔はそうでもなかったけど、
最近日本に来る
日本語をネイティブ並みに話さない人って、
ほとんどは、

わざわざ日本語を学びに来たとか、
そうでなくても
なぜか日本語を学ばなければならない立場にある人たち。

そういう人を引捕まえて、
「レッツ・ビー・フレンズ!
ティーチ・ミー・イングリッシュ!!」
ってどうよ??
ああ、そう言えばこれって
「ハローハロー!!」
って意味不明のことを叫んで
走り去っていく子供ら
の態度に共通してるもんがあるような気がする・・・。

ああ、
「悪気がない」のは分かってます。
でもね、
「ごめんですんだら警察いらん!!」
じゃないけど、
「悪気がないですんだら、
思いやりや礼儀は必要ない!!」
って感じ。

人にそういう意味不明のことを叫んで、
笑いながら走り去っていくことって
動いてない肖像にもできる行為、でしょ?
そういうことを人間にすると、
珍獣扱いうけてるんだな、
って思うんだよね。
自分の人間性を否定されたような気分に
なる人もいるんだよね。
特にたださえ見知らぬ土地で
慣れない生活してる人がそういうことされると
ガク~~ウンと落ち込むことも
あるらしい。

でも、理由は何であれ、
そういうことしないのは当たり前のマナーです。

子供がそういうことしちゃっても平気、
って思えるような雰囲気で育ってる、
ってことだなぁ、
そういうとこ、
子供は社会の理想像を
残酷なほどに反射してしまってるよなぁ、
と思ってしまう。

私も
自分の国や
習いに行った先の国の人に

英語の練習台にされたり、
されそうになったりすることも
しょっちゅう。

そういうときどう感じるかというと、
日本では、

「ああ、(また)日本人と思われてない」
という疎外感を感じたり、

「なんか(また)珍獣扱いを受けてる」とか、

「日本語で話したって勘違いが起きる可能性が
あるってのに、
英語がまともに話せない相手と
英語で話そうとしたって
伝わるものはたかが知れてる。
この人は本当に
大切なことに関して
伝えたいことはないんだろうな。」
と思ってそれ以上その人とは
話す気が失せる。

日本語の練習台にされるのは別にいいんだけど。
自分の日本語に自信があるし、
私は自称、
日本語伝道師
だったりとかするんで。(笑)

もうここまで来ると
救いようがないぐらい。
日本語に対するこの執着心をどうしよう、
ってぐらい。(笑)

でも本当に話をしたい時には(英語を話す相手の場合)
日本語の練習はやっぱりそっちのけになる。

って言うか、それが普通だと思う。

本当に話したいと思って、
どっちかがもっと流暢に話せる言葉があるんだったら
そっちになるのが当たり前。

同時に、
チャンポン語になるのも当然、自然、
問題はない、
と思う。

悪いけど、
英語で日本語と
同等レベルのコミュニケーションか
それ以上ができる人でないと、
英語では話したくないね。

そもそも、
私の英語が怪しくなる。
私の英語はある意味
ネイティブじゃないので、
相手が怪しい英語をしゃべってたら
私の英語までつられて怪しくなる。

そんなリスクは負えないのさ。
自分勝手なようだけど。

韓国で一番困ったのは
こっちは韓国語を習いに来てるのに、
私が拙い(でも相手の英語よりは上手い)韓国語を
話しても、
相手が
「英語を使うチャンス!」
とばかり
英語でしか返してくれない時。

おかげでこっちの韓国語も
あまり上達しない。

納得できるケースは
お互いの言語を習おうとする、
語学交換の場合だけ。

それなら、私も相手の言葉が習えて、
相手も私の言葉が習えるし。

じゃなかったら、
家庭教師代払えよ!!!
って感じだ。

ふう~~~。

韓国のほうが
なかなか微妙だったけどね。

全く初心者だった頃は
やっぱり怪しくても何でもいいから、
日本語か英語が話せる人が
いてくれたらホッとしたもん。

そうじゃないと
意思疎通がままならないから。

でもさ、でもさ、
ある程度以上(ってそんな対した程度じゃなくてもよ)
になったら、
韓国語のほうが
よっぽどお勉強になるし、
よっぽどコミュニケーションも成り立つ。

でも言葉と言うのは、とどのつまりは
コミュニケーションの道具。

ってことは、
お互い最も意思疎通のできる言葉(言葉たち)
を使ってコミュニケーションできりゃあ、
いいじゃん。

と思う。

お願いだから、
語学を習いに来た人を
英語の先生扱いして
侮辱するのだけはやめてね。

その愚痴を聞かされるのは
わたし、なのよおおおおお。

あ、あと、見かけで
何語を話すのか判断するのも。

韓国で白人だからって
英語ネイティブでもない、
すごい怪しい英語を話す
「英語の先生」
なる人物と何人遭遇したことか・・・・。

恐ろしかったよ。
これで見かけがアジア人だと
本当に英語話せるかどうか
怪しまれた、って言うんだから・・・。
あのさぁ~~。

金髪=英語ネイティブ
黒髪≠英語ネイティブ
って図式は存在しないんだよお~~~。

(2004/4/22 アップ)


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