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テーマ:マイノリティー生活(66)
カテゴリ:うちの家族
最近、リーちゃんといろいろな料理についてのやり取りをしているけれど (半分以上、Aの料理実験の報告ですが。笑) そのときに、そういえば、私もけっこういろんなことにチャレンジしている ということに思い当たった。 例えば、コチュジャンを作るときには 味噌、甘みを加える水あめなど、唐辛子 を混ぜるのだけど、この 味噌+大量の水あめ というのにすごい抵抗があった。 でも、抵抗のあるコンビと言えば、 タイ料理では普通にやる 熱い料理の調理中にレモン、と言うのも 最初はすごい抵抗があったのに やってみたらすごくおいしかったし インド料理のカレーを作るときに やっぱり熱い料理の調理中に トマトを入れたり、ヨーグルトを入れたり なんて言うのもけっこう不思議だったものだ。 (このときは、年齢的に抵抗がある、と言うよりは 「へええ~~、不思議」で終わった。笑。) そういえば、もっと最近のびっくりコンビと言えば 甘いものに入れる唐辛子。 甘いものに塩やしょう油をちょっぴり入れると味のバランスが良くなるように 甘いものに唐辛子を隠し味にほんのちょっと入れると、 味がきりりと引き締まるんです。 これは、アンジェリー・ビノシュとジョニー・デップの 「ショコラ」でビノシュ演じる女性が 伝統的なマヤ族(だっけか?)のココアの作りかた、 と言うので唐辛子をちょろっと入れてたので思いついたのだけど。 で、Aもやっぱりいろいろと実験派で キムチや味噌汁に海苔はいれるわ、 スパゲッティクリームソースを作るときに チョコレートクリームソースは作るわで けっこう面白いのだけど。 (もっと奇抜でないものだと、 スパゲッティ麺の代わりに、そばやうどんを使ってみるとか) 私にとっては面白いアイデアだと思うし、たいして抵抗はない。 で、なんでここで親が出てくるかって、 こういう、いろんな「意外」な料理法を楽しんでしまうところに 私は自分の親の生き方の片鱗を見出してしまう。 ウチの父が、最初に母の家族と食事をしたときに くっさいブルーチーズを出されて、顔をしかめるどころか 興味深そうに「それでは、頂いてみましょうか」とにこやかに言った話は 何度も聞かされたけれども そういえば、まともなお豆腐も、おいしいお米も手に入らないのはもちろん 刺身を手に入れるのなんて、絶対無理だったころのフロリダに住んだときに 寿司巻にリコッタ・チーズを入れて「なかなかいける!」 と喜んでいたのは父だったし、 まだまだ都内にインド料理店が何軒かしかなかったころから 都内のインド料理店の所在地をほとんど把握し たまに家でもダールを作っていたのは母だった。 そういうのって、家庭の文化だなぁ~と感じる。 料理を通しての異文化体験、楽しいし、お手軽だし 何よりもおいしいし、意外な発見も多くて 最高なんじゃないかと思います。 そういう世界に小さい頃から誘ってくれた両親にも感謝☆ ぷちっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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