ルナ・ワールド

2006/11/01(水)12:18

浮気の芽の摘み方

習性(61)

昔から、常々思っていたことだけど 私はけっこう浮気性なんではないかと思う。 他の人のかっこよさや美しさに気づくのよね。 どういう状態にあれ、気づかないと言うことがない。 ただ、それを見た時点で、どうにかしたいと思うかどうかは 気分によりけり。 そもそも、結婚できるかどうかという不安があったのは 相手がいるかどうかという問題以前に もし相手がいても、 他の人に気が行ったときに、 気軽に乗り換えられないことに窮屈さを感じるような相手とでは関係が持たないし、 関係を築き上げるまでの労力が面倒くさいと思っていたから。 私にとって、恋愛は便利な活力源でありさえすれば良く、 なんていうか、恋愛に「安定した関係」は求めていなかった。 安定した関係は、家族や友人と保てていれば充分、と感じていた。 何よりも、自分のやりたいこと・したいことに関して 常に自分の可能性を最大限試していたかったし、 自由でありたく、 その自由は時として、大変な「孤独」と引き換えになったとはしても 自由を犠牲にして、「窮屈な」安定は手に入れたいと思ってなかった。 それ以上の「安定」は足かせにしかならないと実感していた。 恋愛は、面倒くさくなったら、すぐ投げ捨てられるような程度にしか入れ込みたくなかった。 でも、そろそろ慢性的な「孤独感」にも飽きて(疲れて?)きて、 期間未設定の、本物の恋愛からくる満足感を垣間見せてくれた相手とすれ違ってしまったことひどく後悔したときぐらいから、 本物の恋愛がしたくなった。 すれ違った相手とは、焼き焦がれるような恋愛ができるだろうと思ったけど 同時に、すごく辛いものになるのではないかと思ったし その前に、自分のくだらない欲に目がくらみ、すでにその相手を傷つける行為をやらかしてしまった後だったので、 今までにないぐらい惹かれた相手だったのに、自ら何も言わずにしておくことにした。 そして、落ち込む自分をなんとか元気付けるために 惰性的な「大人の関係」を経て、そのむなしさにも疲れ、 本当にほんまもんの恋愛しかしたくないわ、 と思い出したころに現われたのがAだった。 でも、やっぱり私は同じ人間だった。 Aが大好きで仕方がないときでも 目はしっかり他の人にも向く。 出会った当初も、今もそう。 ただし、Aとは何が違うかと言うと うちらの話の中には、タブーって言葉があるの? ってぐらい、何でも話しちゃうところか。 お互い、「それは言わないほうがいいんじゃ・・・」と言う内容まで話してしまう。 よく聞く「それは言っちゃいけないでしょ」ってものからピックアップした、 私たちの間ではよく交わされる会話。 過去の恋愛遍歴。お互いの過去の恋人等の名前およびプロフィールは全て把握しております。ここらへん、私たちの間では常識。自分達の過去は、自分の一部だから。今の話ではないし。 なかなかかっこいい・魅力的と思われる人たちの品定め。道行く人の品評会は当然ですが、知り合いなどの中でも「あの人、好みだろぉ~」とお互い言い合ってはからかい合ったり。笑。 ただ、Aと私の違いはと言えば、 Aは本当に惹かれているのかといえば、そうではない。 単に「いいねぇ~~」と思ってる、目(と気持ち)の保養程度。 (過去に本当に惹かれていた友人はいましたが。) 私は、と言えば、「いいねぇ~~」と評してる人の中には、 本当に恋焦がれてしまいそうな相手も混じったりしてるってとこでしょうか。笑。 でも、その「恋」も秘密の味が消えてしまえば、 気持ちも半減するわけで、 思わずAに「この人は、まじで好きになれる相手だ」と暗にほのめかしてしまった時点で 恋の魔法の効力は半減してしまってるわけです。笑。 そして、この間、このからくりまで説明してしまいました。 まあ、くどい説明は不要でしたが。当たり前だ。笑。 だから浮気性の私は、 私の小さい浮気の種のことを話せるような Aのような人でないと続かないのだな、 とまた実感してみたり。 こうして、浮気の芽が土から出始める前から、 小さいうちに摘み取っています。 なんて方法なんでしょ。笑。 浮気の予防も二人三脚!! 浮気は一回だけでも、してしまったら、もう後には戻れないからねぇ~~。 ぷちっ。

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