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2011年05月30日
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カテゴリ:おすすめ情報
すごくうまい映画だと思った。

じ~んとした
とか
感動した
とか
そういう映画ではなくて

どちらかと言えば
「ちょっと待て。
その後、みんな、どうなるの?」
的な
それぞれの人物たちの
その後が気になる終わり方。

それと、英語の字幕が
すごく良く出来てて感心した。

今まで英語の字幕付きの韓国映画って良く見てるけど
毎回毎回ヤバいんだよね・・・。

明らかに韓国語が母国語で
英語がヤバい場合と
英語が主言語で
韓国語の訳が「ん~~」って場合と。
(って、私はそもそも
字幕の翻訳ができるほどの韓国語力もないのに
偉そうにすみませんすみません)

前者の方が圧倒的に多いんだけど。

でも、今回のは
本当に熟れているというか
「そうか!!」という訳ばっかり。

すっご~~い
と思ってたら
翻訳者に3人の名前があって
しかも翻訳の編集者付き!!

韓国映画協会(かなんか)
が一役買ってたらしく
そこでそこまでお金をかけた翻訳ができたようなんだけど
そこは偉い
と思った。

というか、韓国の政府方針として
韓国文化を海外に輸出するために
ちゃんと政府主導でスポンサーをするところが
韓国は偉いと思う。

で、映画のほうに戻る。

・・・。

言いたいことはたくさんあるんだけど
ストーリー的な面白さとは違う
個々の人物を通しての
20世紀末の韓国をかいま見る
みたいな作りだと思った。

なんか、一言で言い表しにくい。

題名に出てくる猫ちゃんは
明らかに小道具。

なんだけど、映画の中では
丁寧に扱われてて
安心できる
というか。
(動物愛護の観点からは。)

なんか、すごく優しい映画。

純粋な思いやりや
思春期の、
時には非情なほどのまっすぐさ
がすごく良く出てる
って感じがした。

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最終更新日  2011年05月30日 16時19分18秒
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