ペンタブログ(気が向けば更新)

2006/09/05(火)18:43

自民党総裁選

政治(3)

さて、せっかく「政治」のカテゴリーを設けたので、ちょっと堅い話ですがちょうど自民党の総裁選が始まるということで、少し書いてみたいと思います。(テレビのニュース程度の聞きかじりの内容なので稚拙な内容となることをご容赦下さい) 今回の総裁選における主な論点は「社会保障」と「外交」となるのではないかと思います。 1つめの「社会保障」については3つのパターンに分かれます。 1.高福祉、低格差社会 2.中福祉、中格差社会 3.低福祉、高格差社会 1.の代表的な国は北欧のスウェーデンなどの国で、税金はめっちゃ高いですが、子育てや介護はすごく手厚いというパターンです。みな平等に高い税金をとられて手厚い福祉を得るという格差の低い社会となります。 逆に3.の代表的な国はアメリカで、1.の反対となり、貧富の格差が広がるという訳です。 まあ良い言い方をすれば「アメリカンドリーム」で頑張った人は裕福になれるという見方もありますが...。 ご存知の通り、今の日本は高格差社会に傾倒していると言われます。 最近退任した松下電器の中村社長はこういう社会をオセロゲームにたとえていました。白黒がはっきりし、勝ち組と負け組がはっきり分かれるということですね。 「社会保障」については、安倍さんも谷垣さんも麻生さんも2.の中福祉、中格差社会を志向して、政策的な論点にあまり差はないのではないかなと思っています。 皆さんはどんな社会が望ましいと思いますか? 2つめの外交については2つのパターンに分かれると思います。 1.主張する外交 2.譲歩する外交 1.は例えば靖国神社の問題をご存知だと思いますが、中国や韓国がA級戦犯が合祀された靖国神社に小泉首相が参拝するのはけしからん、と外交交渉の場をつくらない状態になっていますが、小泉首相は、戦争で国のために殉じた英霊に対して不戦を個人的に誓うのは日本人の心の問題であり、他国に干渉される問題ではないと「主張」しています。 これが「主張する外交」で、安倍さんや麻生さんはこの立場であると思います。 2.の「譲歩する外交」は、ご存知の通り今や中国は日本の経済にとって重要な貿易国です。経団連など経済界は首相の靖国参拝に反対の立場です。麻生さんは経済的なことを重視し、首相になったら靖国参拝はしないと名言していますから、2.の立場ですね。 さて、皆さんはどちらが望ましいと思いますか? おそらく本命は国民の支持率が高い安倍さん有利だとおもいますが、もし日本が大統領制で国民の直接選挙だったらみなさんは誰に投票しますか??

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