2011/11/25(金)18:02
孤独について
2011/11/25 14:26【図書館】
今週は水曜日が勤労感謝の日で休み。平日の昨日と今日と図書館詰め。前にも書いたかもしれないけど、1日図書館に居るというのもなかなかしんどいもの。昨日のブログで書きましたがこれも苦と考えるしかなさそう。今日も瀬戸内寂聴さんの記事を引用します。
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現代の人が心を病む大きな理由のひとつに、孤独の問題があります。「孤独死」「無縁社会」などという言葉が一種の流行語にもなっています。
もちろん、家族と仲良く暮らせればそれが一番いいことだと思います。一緒にテレビを見たり、みんなでお鍋をつついいたり.....。しかし、お釈迦様はこうおっしゃるのです。「貪りと怒りと愚かさを捨て、もろもろのしがらみを絶ち、命が尽きるのを忘れず、犀の角のように、ただ独り歩め」(スッタニパータ=経集)
人間は、ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいく。これが人間の運命だとお釈迦様はおっしゃいます。
人間は孤独な存在だからこそ、寂しい。孤独だから話し合える友だちがほしい。孤独だから一緒に暮らす家族が欲しい。肌が寂しいから誰かと一緒に寝たい。
でもどんなに体を温めあったところで、孤独であることに変わりはありません。だから、恋人に裏切られたって、キーキーとわめく必要はないのです。家族と離別することになったら、「いままで道連れでいてくれたんだ。ありがとう」と思えばいい。
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「人間は孤独な存在だからこそ、寂しい。孤独だから話し合える友だちがほしい。孤独だから一緒に暮らす家族が欲しい。肌が寂しいから誰かと一緒に寝たい。」
その通りです。学生の頃はたくさんの友達に囲まれて、なんと楽しかったことでしょう。社会人になってからは妻をめとり、一緒に暮らし、一緒に寝たものです。
今や全てのものを失いました。
孤独に打ちひしがれる毎日を送っています。両親と同居はしているけれど。
SNSもほぼ毎日やっています。でも所詮現実世界ではなく。心は満たされません。現実世界に近いFacebookも自分を出せず、心交う仲間もできず、悶々と日々眺めています。
自分は友達作りができないんじゃないかという自己嫌悪に陥っています。
確かに究極は人間は独りで孤独なものであるというけれど。
仲間がいれば、パートナーがいれば心は豊かになるでしょう。
私にはそれが無い、正確にはつくるのが下手ということでしょうか。まぁそれなら因果応報ですが。
苦の娑婆です。
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