2011/12/25(日)18:22
『「うつ病」とよりそう仕事術』を少し読んでみて
2011/12/25 15:09【ミスド】
ミスドポイント:累計24P
『「うつ病」とよりそう仕事術』という本を短い時間でしたが、さらっと読んでみました。
復職当初は積極的に裏方の仕事を引き受けるなど、自分でも実践していたことが書いてあったのはあるのですが、基本的にはうつ病をかかえながらも健常者と遜色無く仕事をしていくにはどうするかというかなり前向きな内容であるなぁという印象を受けました。
本を書いた方は2007年と2008年に1ヶ月づつうつ病で休職をとられたようです。
私は2001年12月~2003年9月、2006年5月~2009年8月、2010年11月~2012年1月(予定)と膨大な期間の休職を経験しており、テーマ設定の前提が全く異なるのではないかなと思いました。
確かにうつ病を患っていて休職もしているのはつらいことではあるんですけれども、充分現職に復帰して健常者と同等の仕事ができる印象を受けます。
しかし、私は10年間で5年以上に渡る休職をしてしまっています。会社としてはもういらない存在でしょうけれども、辞めさせられないので居てもらっている状況だと思います。そうなると、どうしても閑職状態にならざるをえない。
『「うつ病」とよりそう仕事術』はポジティブに健常者と渡り合っていくにはどうしていけばいいか、という内容ですが、私に必要なのは、もう会社内において自分の身分が破綻してしまっている状態でいかに会社内でサバイバルしていくかという方策だと思っています。
基本は、放置されている時間をいかに過ごすかということと、与えられた仕事に関しては誠実に対応していくことなのだと思います。
仕事が無いことって本当につらいことです。仕方がないので、幸いパソコンがありますから、イントラネットを覗いて周ったり、社内のカタログコーナーを覗いてみたり。そんなこんなで終業時間を迎えて皆が忙しく働いている中、定時で帰る。そして次の日もまた同じことの連続。まさに地獄のようです。
でも、仕方がありません。うつ病、躁うつ病になって10年間に5年間以上休職してしまった結果の境遇だと考えるしかありません。
これから一生地獄が続くのか、それとも比較的仕事が楽な間接部門に異動になるか、どうなるかは分かりません。
地獄の時間を過ごして何か息抜きができる趣味でもあればいいのですが、それもありません。
願わくば、失われた10年が終わり、後厄も過ぎて、これからはきっと良いことが始まるという神頼みしかありません。
人生神頼みです。まったく困ったものだ。
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