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PePePewのひとり言・・・

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February 4, 2006
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カテゴリ:Pepe's rant

今日もまたまた「おいしいバイト」。台湾人経営の日本食レストランへ行ってきた。

考えてみれば、このお店。経営者は台湾人だし、ウェイトレス・ウェイターさんは、みな東南アジアからの中国人。日本食売ってるのに、日本人は週末バイトの私だけ。まぁ、西欧諸外国人にとってみれば、日本人や中国人、韓国人なんて、全然区別されてないかもね。


そういえば随分昔、私がまだ10代のころ。ソウルの中心街をうろうろしていて、ふと南大門サークルのバス停に腰を下ろし、車の行き来を眺めていた。その私の横に、見も知らないおばあさんがやってきて腰を下ろし、日本語で私にこう語ったことがある。「あんた、日本人ね?私は韓国人よ。あんた、なんで私がこうやって日本語しゃべれるか、わかる?」・・・それは、確か九州っぽいなまりだった。

一瞬「はっ」としたのだが、なんとなく気まずくて、つい「い、いいえ・・・」と答えた私に、おばあさんはこう続けた。「昔、日本軍がやってきて、そりゃひどいことをして、私たちに日本語しか話させなかったんよ・・・」

今でも、旧日本軍の行いを糾弾し、日本の「帝国主義」を警戒する人々がいる、と聞く。日本の併合時代のことだ。もちろん、現代の「日本バッシング」は、対外政策という意味もあるかもしれない。しかし、多くの人が肉体的・精神的に傷ついたことも事実だろう。戦争という特殊性が、理由になるかどうかは別として。

一方で、日本に対してとても友好的で、良い感情を持ち続けている人たちがいることも事実だ。以前会った、元在日韓国人で現在はアメリカに移民している50代の夫婦。とても温厚で上品な人たちだった。日本は第二の祖国であり、とてもなつかしい、と言っていた。

うちの大学の数学の教授。彼も韓国からの移民で、私が日本人だというだけで「ただ」で幾何の教科書使わせてくれた。日本人は他人に思えないって。でももしかしたら、教科書も買えないほど「貧乏」に見えたのかもしれないけどね。


店の台湾人オーナー夫婦。ダンナさんは子供時代から、両親の影響で「日本に対する憧れ」があったらしい。それで、日本食の修行をし、今では自分の店までもった。ウェイトレスの一人は、昔マレーシアで「カネ○ウ化粧品の美容員」をしていて、日本に研修に行ったこともある。そんな彼らは、もちろん大の日本びいき。

中国人も韓国人も、似ているけれど本当は違う「私たち」。うれしいじゃなぁい、これって!?

さまざまな「歪(ひずみ)」が浮き彫りになっている、近頃の日本。モラルや教育、言葉や文化という、日本人の根底をさえ揺らぎつつある現実に、もっと注目するべきだ。国際化を叫ぶあまりに、「古き良き日本」を犠牲にしてしまったのではないだろうか、現代の日本人は?

日本人が日本人として、日本人らしく生きること・・・大国中国に対し、日本が自らを自信をもって「陽の出づる国」と呼んだのは、遠い遠い昔の出来事。




それが私の母国、日本。

そして私は、その日本から時差14時間の「過去」で、今夜のお土産「鉄火巻きとネギはま巻き寿司」をほおばるのであった・・・・もちろん、無料(タダ)ね、これ。役得。(笑)













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Last updated  February 5, 2006 04:35:15 PM
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