PePePewのひとり言・・・

先日、新しいパスポートが出来上がった。なにやらパスポートの方式が近いうちに変わるらしいのだが、「今年は旅行の年」ということで一応変えておいたのだ。なんたって、国によっては、パスポートの残存期間が問題になるもんね。

それにしても、パスポートの写真。何時見ても「まるで犯罪者」。どうして、「笑った顔」とかでＯＫにしてくれないのだろう？むっつりとしてレンズを「にらみつける」私の顔は、どう見ても「前科３犯」。色気も何もないよなぁ～。でも、前のパスポートに比べて、少しは「大人の顔」になったかな？

だいたい、日本の証明写真って確か「無帽正面・笑顔なし」じゃない？でも、欧米じゃ、だいたい斜め向きで「にっかり！」。レンズを見てないことがポイントだ。それに、アメリカの運転免許証の写真だって、正面向きだけどその場で自分で確認できるし、いやなら取り直しもできる。笑顔でもＯＫ。

とは言うものの、さすがにパスポートは「無帽正面・笑顔なし」だけどね。これは、どうも世界共通らしい。ふん。


ところで、日本のパスポートは強い。世界中のほぼ全部の国へ旅行できる。しかも、多くの国へは「ビザなし」で入国できるという優れものだ。でも、こんなのは東洋人の国では、そんなに多くない。他の国の人は、海外渡航に規制があるのだ。ビザも必要だったりする。

だから、少なくとも以前の東南アジアでは、日本人のパスポートは「高く売れた」。「盗まれた」パスポートが、闇市場で売買されるのである。例えばタイランドでは、アジア諸国、たとえばシンガポールのパスポートで当時２万バーツ。日本のパスポートで５万バーツと言われてたみたい。う～ん、換算すると、一万バーツで約６万円くらいだったかな～？欧米諸国のパスポートも売っていたらしいけど、写真のことを考えると、どうも東洋人顔は・・・・ということで、安かったらしい。

当時のタイの大卒初任給なんて、約１万バーツがせいぜい。一般企業なら、それに「プラスアルファ」って感じで、銀行員ならそれ以下。だから、日本のパスポートに５万バーツって、決して安くはない・・・・けど、そんなに高くもないかな？あ、これはタイバーツが、通貨レート変動性に代わる前の話ね。以前のタイバーツは、ずっと＄１＝２５バーツ・１バーツ＝約６円っていう固定制度だったのだ。

余談になるけど、タイでは運転免許証もある意味「いい加減」だった。お金持ちなんて、自分でとりにいかないで「お金で買う」。外国人でも、「買えた」らしい。私の知り合いの日本人は、日本でとれなかった中型二輪免許を買いました。いくらだったか覚えてないけど・・・・「袖の下」渡してＯＫだったらしい。ずる～！


・・・そんな昔話を思い出して、ついニヤついていた私の肩越しから、ダンナが私のパスポートを覗き込んだ。「あれ、なんだか前のに比べて若くなったんじゃない？」・・・・え？何？あんた、冗談でしょ？「いやいや、なんだか今回の方が、前のより若く見えるよ・・・」。へぇ～、目の色が違うと、見え方も違うのかな～？私には「着実に年取ってる女の顔」にしか見えないけどぉ～？

そしたら、さらにダンナが続ける。「いいなぁ～、君はブラウン・アイが３つもあって・・・」

ブラウン・アイ（Brown eye＝茶色い目）とは、米語のスラングで「おしりの穴」。ねぇ？ほら、「う○ち」でおしりの穴が茶色で、しかも一つ目みたいでしょ・・・・？って・・・

失礼な！私の目玉と「おしりの穴」を一緒にしおって！！



　　　　　　　　　　じごくにおちろぉ～