|
カテゴリ:アメリカ、徒然草
かの地、イギリスからアメリカに来た私にとって、ここはまさに「おいしい天国」。なんだかアメリカって、買い物天国やら返品天国やら、いろいろな天国があるから、一体本当はどんな天国なんだ?って思ったりするんだけど。まぁ、比較するところが悪すぎるかもね。 ところで、その「おいしい天国、アメリカ」の中でも、私の「頬を落とし」「舌をとろけさせてくれる」ものがある。それは、クラブ・ケーキだ。 もともと私は、日本の揚げ物が好き。トンカツやコロッケなんてだ~い好き。だから、「ちょっと油が・・・」なんてヒキ気味の人を横目に平気でバクバク平らげるのは、昔から変わらない。そしてアメリカでは、クラブ・ケーキなのである。 と、ここまで読んで「クラブ・ケーキ」って、ショート・ケーキとかチーズ・ケーキだとかと同じ「ケーキ」だと思って、首をかしげた人がいると思う・・・・でも、それは ちが~う! 説明しよう。英語では、練って焼いてあるようなものは何でもケーキ。日本の「かまぼこ」や「ちくわ」もフィッシュ・ケーキ(Fish Cake=魚の揚げ・焼きモノ)って言う。だから、フィッシュ・ケーキと聞いたって、間違っても「魚が乗っかっているスポンジケーキ」を想像しないように・・・・ 特に東海岸では、クラブ・ケーキってあちこちで大人気。シーフード・レストランでも食べられるし、家庭で暖められるようにしたものを、あちこちで売っている。といっても、いわゆる直営店売り。普通のスーパーなどでは売りに出さない。やっぱり、「その店の味」にこだわっているらしい。 なぜか一般的に、一人分には2個のクラブ・ケーキと相場は決まっているのだが、食いしん坊の私でも一つで結構おなかいっぱいになる。上品で高そうなレストランでも、ジーンズにスニーカーのカジュアル・レストランでも、だいたいどこにでもあるメニューだ。ちなみにその多くは、メリーランド・クラブ・ケーキ(Maryland Crab cake)とかジャンボ・クラブ・ケーキとか言われている。 白いカニ肉の塊が見える~ で、そのクラブ・ケーキなんだけど、これはいわゆる「カニ肉の塊を団子状にくっつけて揚げた」だけ。日本のハンバーグのように、「ひき肉で練り上げる」ようなことはしない。「つなぎ」を使わず、卵とマヨネーズで味付けをしたものを、ただ揚げてあるだけ。だから、すぐに大きなカニ肉の塊ごとボロッ・・・・・これが、うまい! 外側がパン粉バージョンもあるのだ というわけで、このクラブ・ケーキ。海老・カニ好きな日本人にとっては、きっと「ほっぺ」が落ちること間違いなし!アメリカに旅行の際には、是非お試しください。 あ、ちなみに、今日はこれから私もクラブ・ケーキ. 行ってきま~す♪ これ、一個しかないよ~。誰か食べたぁ~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ、徒然草] カテゴリの最新記事
|