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カテゴリ:アメリカ、徒然草
今日は少し暖かめの日曜日。それでも、朝から誰かさん(?)がトンカチ持ってガタガタとうるさい。いつもならおとなしく昼まで寝ているはずなのに、今日はやたら朝から元気がいいなぁ・・・と思ったら、昨日なんだかよく眠れなかっただけらしい。 ところでテレビを見ていると、本当に様々な薬の宣伝をしている。ただの風邪薬だけじゃなくて、避妊薬から神経痛や偏頭痛・睡眠剤と、まぁとにかく大変な種類だ。そして、必ず入る「おことわり」が・・・ものすごい副作用の数々。 例えば、睡眠剤。「夜、ゆっくり眠れないあなたに、この薬はすばらしいくつろぎの夜をお届けします。でも、心臓に悪影響があるので、息苦しくなるかもしれません」。おいおい・・・・息苦しくて、寝るどころじゃないじゃないの。眠れないから睡眠剤が欲しいんだろうに。 繊維は錠剤でとればいいから、野菜は食べない。果物なんて面倒くさいから、ビタミンは錠剤で補う。まぁ、このあたりまでは、私の許容範囲。でも、痛みがあれば、痛み止め。原因追求・治療よりも、そのときの症状が改善すればいい、っていう考え方は、私は賛成できない。 もちろん、これにはアメリカの医療費・保険制度の複雑さなどが背景にある。保険加入が任意であるこの国では、かなり多くの人が「無保険」だ。まぁ、毎月高額の保険料を払うよりも、病気になったときだけ高くても払えばいいってこと。 とにかく、だからこそ(?)、アメリカでは毎日様々な薬の研究・開発は進んでいる。恐らく、この国のそれは、規模的にも世界一なんじゃないだろうか。これは、アメリカでのいわゆる理学系(特に生物系)出身者の層の厚さのおかげ。だいたい、薬品会社は高収入で人気が高いからね。 とにかく、今のままだと副作用ありすぎ。飲める薬を探すほうが大変だ。そういえば、日本の薬学も6年生になるらしいけど、ここいらでドカンと「効かない日本の薬」をパワーアップして欲しい。 まぁ所詮、薬なんて化学品。ホント、正露丸とどっちがましかなぁ・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 12, 2007 07:32:28 AM
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