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カテゴリ:アメリカ、徒然草
友人ダニエルが、カリフォルニアに旅立ってから半年近く。あちらでの新しい生活ぶりは、風の便りに聞いてはいた私。その彼が、先日ひょっこりと東海岸へ帰ってきた。といっても、用があるから。ほんの一週間程度の滞在だ。 彼はもともと、コンピューター業界の人間。30年前に「これからは、コンピューターの時代になる」と、将来を読んでいた男だ。もちろん、彼の口癖は「なんでビル(ゲイツ)の前に、コトを始めなかったんだろう」・・・まぁ、みんな思ってることかもね。 そんな彼が、ようやく旅立ったのは去年の秋。少し落ち着いてからは、某大手情報会社などとの仕事や、後は適当に大学で教えたりしているらしい。つまり、自由気ままに西海岸ライフを満喫しているってわけだ。うらやましい。 そういえば、近頃よくニュースで見かける、ロボットの話題。ロボット産業の将来は、かなり明るいようだ。以前、誰も今のコンピューター時代の到来を予見していなかったけれど、今度は大方が10年、20年後の一般家庭へのロボットの普及を予言している。 これには、まず自動車産業が名乗りを上げている。アメリカの数々の自動車会社はもちろん、日本の自動車・重工業・機械製作会社のロボット関連部門も、かなり注目されている。それに、イギリスのロボット・システム業界の注目度も、もちろん高い。 やはりロボット導入が検討されているのは、家事サービスが最初。つまり、皿洗いや掃除といったところ。車の自動操縦や医療業界への導入も、検討もされているようだ。確かに、人間のような形にはなっていないけれど、今でも皿洗い機とか掃除機って、一家に一台あるもんねぇ。 実は今、「ロボット掃除機」がリビングの掃除をしてくれている我が家。直径がせいぜい30センチ程度の、薄い円形の掃除機ロボット。これが、センサーで仕切られた範囲内を、クルクルと勝手に回って掃除している。 で、これ以上吸うものがなくなったら、つまりゴミ・チリがなくなったら、自動的にメイン・ポートに戻るって仕組み。ホント、便利な世の中だ。 今日は金曜日で、これからダニエルと食事に出かける我が家。カリフォルニアの様子も気になるけれど、やっぱり彼のロボット談義に耳を傾けてみようかなぁ・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 10, 2007 08:21:31 AM
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