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カテゴリ:アメリカ、徒然草
今日は、金曜日。ダンナの友達関係みんなで、ステーキ・ハウスに行くことになっていた。でも、ダンナがうまく時間に帰ってこれないっていう電話で、とにかく現地集合することにした私たち。小雨の中、一人で出かけた。 待ち合わせは、6時半。私は始めてだったんだけど、中はバーカウンターありの、結構立派なレストラン。それに、なんだか高そうな雰囲気だ。でも、すでにかなりの客が入っていて、ほとんどのテーブルが埋まっていた。 それにしても、このテの、ちょっと高そうなレストランに行くと、いつも思うことがある。それは、なぜか客が「白人ばかり」ってことだ。気のせいかもしれないけど、残念ながら白人以外を見かけたことがない。というか、少なくとも客層が圧倒的に白人ということだ。 アメリカの人口のうち、白人(コケージョン)と言われる人達は約7割から8割程度。コケージョンに次いで多いのが、アフリカ系。統計によると、アメリカ系のほとんどが南部に集中しているらしい。都市部にはかなり多いと思うんだけど、実はもっと多いってことだ。 そんなアフリカ系で、約12%程度。ところが実は、ヒスパニック系も同程度居住している。主に、メキシコ人。そして、私の目にも明らかなほど、その人数は日増しに増えている・・・・実際、一家族の人数が多い(子供)し、だいたい移民してくる人数も多い。 アメリカの国勢調査によると、そのヒスパニック系、なんと2050年までには、現在の12%程度から、確実に2倍になると予想されている。もちろん、他のエスニック・グループも多少増加して、結局コケージョンの割合は約50%程度になってしまうらしい。 アメリカの総人口が増加しているにもかかわらず、その内訳対比率が二倍に増加する。つまり、ヒスパニック系の実数がかなりの急カーブを描いて増加していくということだ。ちなみに、アフリカ系の増加予測は、せいぜい14%。現状とあまり変わりがない。 今日のステーキ・ハウスも、周りを見れば、コケージョン以外の客は私だけ。でっかいステーキほおばって、アルコールで歓談するっていうスタイルだもの。なんだかこういうのって、「古き良きアメリカ」のままの、白人特有の価値観のような気がしたな。 コケージョン優位・・・こう思っている保守派・右寄りの人達は、正直言って今でも多い。ちょっとした、仕草や言動でわかるものだ。でも、あと百年もしたら、どうなってるかわからないよ。白人がマイノリティーで、差別されてるかもしれないねぇ。 なんだか、「PLANET OF THE APES(猿の惑星)」っていう映画を連想しちゃった私。 別に、誰が猿だとは言わないけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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