|
カテゴリ:Pepe Pew な私
Xmas明けのこんな日は、みんな買い物にでも走っておくれよぉ~なんて思う私。そう、何を隠そう、意外なところが激混みの道路渋滞で、今日は大変だったのだ。まったく、みんな気持ちはすでに「新年」で、浮かれ気分・・・っていうのはわかるけど、私が走るところへ来るのはやめてよねぇ。 そんな渋滞の最中、ぼ~っとしていた私が考えたのは、先週から交通事故で入院してしまった知り合いのこと。まったく、Xmasも正月もないよあなぁ・・・と思っていたところで、「ふっ」と思いついたのは、「血液型の話」。 本当に驚くべきことに、日本人はまず「みんな自分の血液型を知っている」。これは、ものすごいことだと思う。それに付随してか、性格やひいては相性診断なんて、みんな大好きだと思う。でも、これってすごく変なことだよなぁ・・・・そう思うのは、私だけ? 実際、血液型いわゆるA型O型云々っていうのは、結構古くから言われている。日本では、きっと今でもみんな言い合っているんだろうけど、これ、欧米ではまず聞くことがない。なんたって、欧米では「血液型なんて調べない」のだ。だから、みんな、自分の血液型なんて知るわけがない。 確かに、現代医学においては、そんなことは関係ないようだ。A型B型なんていうよりも、更に細かく分類された様々な血液タイプに対応できるよう、輸血液だって「何でも可」用に精製されている。まぁ、だからその他もろもろの伝染の可能性も出てくるわけで・・・・それにしても、これも医学の進歩というのだろうか。 逆に考えれば、これは日本人の「単純性」を表しているとも言えるかもしれない。基本的には、たった4つのタイプに自らを分類し、それをして「あ~でもない」「こ~でもない」と、いろいろな講釈をタレル。まさに、現代医学の進歩とは「正反対の極地」。日本人の、これぞ「国民性」。 まったく、古きよき「大和の心」というべきか。助け合いの心もそうだろうけれど、こういう細かい「遊び」って、日本人に合っているのかもしれない。周り(諸外国)を見て、切磋琢磨してきた日本人。「人並み」という言葉を合言葉のように、高度経済成長を支えてきた人々。島国で育んできた、独自の文化を持つ日本人の根底にあるものは・・・・ まぁ、諸外国人にはなかなか理解されない、こんな日本人。いきなり「あなたの血液型は?」なんて聞かれたら、そりゃあびっくりするだろう。これこそ「日本の常識、世界の非常識」ってところだね。 小雨降る、東海岸の夜。気温が高めなのはいいけれど、これじゃ更に事故でも起きないよなぁ・・・こんな医療制度が腐敗している国で、病院に入らなきゃいけないなんて、そんなことになりたくないよ~・・・・そんな時、輸血されるのは、誰のどんな血なんだろう・・・・ そんなことを考えながら、ノロノロ運転していた連休明けの帰り道。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 28, 2007 02:03:44 AM
コメント(0) | コメントを書く
[Pepe Pew な私] カテゴリの最新記事
|