Athens 1アテネ その1機内から見下ろすギリシャは、山肌が見え「乾燥してるんだなー」という印象を持ました。 まるぼぁ氏はさすがスイス人。山肌部分がアルプスの雪に見えたらしい。 着陸直前、機内が随分揺れたのですが、それもそのはず。 ギリシャは、とても暑く、そして風が強いです。 おー扇風機の前に行って、涼みたい。と思ってよく見てみると、 こちらの扇風機は「霧吹き」扇風機とでも言うのか、 水も一緒に、風に乗ってきます。 乾燥している国ならではの工夫でしょうか。 アクロポリスのすぐ側にある小さな丘に登ると、 アテネ市街を見下ろすことが出来ました。 建物が密集し、だだぁーっと広がる景色は、 まるぼぁ氏曰く、日本を思い出させたそうです。 アテネの中心地に高々とそびえ立つアクロポリスを背に、 夕陽を眺めながら、一息つきました。 それにしても、お腹が減ったよ、まるぼぁ氏。 そんな訳で、夕陽が沈んだら、レストランへ直行し、 フェタチーズを使ったギリシャサラダとムサカを頂きました。 ギリシャはゴハンがおいしいです! <アクロポリス> 知恵と戦争の女神「アテナ」を奉ったパルテノン神殿を 含む、アテネ中心地に築かれた古代の城砦。 150年程前に、改修工事が行われたそうですが、 改修工事にミスがあったらしく、只今も大幅改修中。 ギリシャに止まらず世界の大遺産であるのに、 改修を間違えた、ってこれまたすごいと思いましたが、 何千年もの昔の、このような巨大な神殿を建設する労力を 思い巡らし、神への崇高な精神を感じました。 (AD2世紀建造/ヘロド・アティクス音楽堂) (BC4世紀建造/ディオニソス劇場) <古代アゴラ> アゴラとは、BC6世紀に創られた古代の広場。 ここは市場や公共活動の場として 1200年の間、多くの市民に利用されていたようです。 左下の写真は、アゴラにあるファイステイオン神殿。 BC5世紀建造で、最も原型を留めている神殿だそうです。 右上は、夜のライトアップされた様子。 アクロポリスも同様にライトアップされているのですが、 町のど真ん中、小高いところに光る神殿は、 非常に神秘的で、しばらくぼーっと見入ってしまいました。 アゴラ内のアタラスの柱廊。総・大理石!長さ116m! オリジナルは、BC2世紀建造ですが、 1956年にアメリカの建築学校によって復元されたそうです。 建造当時、ショッピングモールとして、 上流階級の人々の、社交そしてゴシップの場だったそうです。 建物内にある美術館には、多くの陶器や宝石類もあり、 豪華な暮らし振りが窺えました。 (26.Jul.2006) |