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昨日、とても貴重な経験をしました。 まるぼぁ氏のいとこが、 キリスト教・カトリック教会の神父さんになったので、 彼の最初のミサに参加しました。 カトリックにおいて、 神父になるということは、「神様と結婚する」ということなので 昨日は彼にとっての結婚式でした。 神父さん達は、コミュニティーを持ち、一緒に生活しているのだそうです。 土曜日の朝から、日曜日は早起きするようにね。 と、寝起きの悪い私はまるぼぁ氏に念を押され(苦笑)、 8時過ぎに、神父さんのお家へお祝いに行きました。 家の前には、町の子供たち手作りの十字架と キリスト教のシンボルでもある、ぶどうとパンのデコレーション あれよあれよと、大勢の人がお祝いに集まってきました。 スイス御馴染みのご挨拶-ほっぺにチュ×3-の嵐で、 あっちこっちでチュッチュ チュッチュ。 なにせ小さな町。 それに加えて、まるぼぁ氏のご両親は大家族なので、 情報が回るのが早い! 私は初対面の相手でも、いろんな人が私のことをすでに知っている。 いきなり、「やぁ、元気だった~、Yukie?」なんて、 かなりフランクに声を掛けられたり、 イタリア語で挨拶されたり、 無茶苦茶されましたが、かなり笑えて、リラックス。 しばらく、歓談していると、やって来ました。 ブラスバンド! ブラスバンドと共に、他の神父さんたちが彼を迎えに来て、 家から教会までの道のりを、行列を作って行進しました。 家から教会へのこの行進は、 彼の過去と、今後の新しい人生をつなぐ。という意味があるそうです。 この雰囲気は、何とも晴れやかで、感動して涙が出てしまいそうでした。 教会でのミサは、何が始まって、何をやって、何を歌っているのか、 訳がわからぬまま、 相当ひそかに讃美歌に参加して、Rの発音の練習をしてみたり。 立ったり座ったり、まるで屈伸運動のようでしたが、 教会に響き渡る讃美歌をふゎ~っと楽しみました。 ミサの後は、教会の外で相当量の日光を浴びながら、 (あ~、どんどん黒くなる私…) アペロを楽しみ、次はレストランへ。 暑さと大人数の歓談でレストランは酸欠状態。 酸素を外に補給に行くほどの暑さでしたが、 とても印象的な一日でした。 この町では43年ぶりの神父さんとのこと。 彼は私と同い年で、 今まで何度か会って話をしたことがあるのですが、 とても穏やかで落ち着いた人柄。 神父さんになろうと思ったきっかけは? と聞いたところ、話が長くなるとのことだったので、詳しく聞いてないのですが(笑)、 8歳の頃、何か大きなきっかけがあったとこのこと。(短っ。まとめすぎ?!) 神父になるというのは、やはりとても大きな決断だった。 と言っていた彼の晴れ姿は、とても素晴らしく、堂々としていました。 9月の私たちの教会婚の神父さんは、彼が務めてくれます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2006 12:03:13 AM
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