或る日の“ことのは”２

友人が家に遊びに来てくれて、プライベート・ネイリストしてくれました。(笑)

仕事柄、私の爪は、傷んで二枚爪の上に深爪気味だし、
バラやら何やらの掻き傷や、日焼けのそばかすもあって、
人に手を取ってもらうのが、恥ずかしかったのですが・・・

オイルで手をマッサージをし、甘皮を押して貰い、二枚詰めを綺麗に削って整えて貰って。

丁寧にしてもらうと、すごく時間がかかるんだなぁ・・・ネイルって。

そして、向かい合って手を取ってもらうって・・・照れるんだな。



＊＊＊



この友人とは、高校時代からの付き合いになります。

さばさばしていて強く、だけど、私よりずっと情にもろくて優しい。

ユーモアの機転を利かせると、彼女の右に出る人は、なかなか居ません。



一児の母であり、働く女性なのだけれども、私の前では、高校時代のまま。

それは私に合わせてくれているのか、・・それとも旧友とはそういうものなのでしょうか。

・・・しかし年数を経ていくうちに、彼女は私よりずっとずっと成長を遂げている。




私は、彼女にかなり甘えている、のを自覚しています。

長い間の、色々な言動を赦して貰って来たからです・・・。





・・・まさか、高校生のあの頃、

向かい合ってネイルしてもらうなんて、思っても見なかったなー・・・。




「ベタは怒らせると面白い！」ウチのベタ達を見つけた彼女は、

長い脚をがっと開いて、重心を落とし、

「一人（Exile）エグザイル～～！！」と、ベタの水槽の前で顔(上体)を回しました。(笑)

ベタはカンカンに怒りましたが・・・私は、腹を抱えて笑いました。




翌日には、仕事中、ダンボールの摩擦で、
折角付けてもらったビーズが落ちてしまったんだけれども・・・。

折角だから直してみて、トップコート塗りなおし。








角度はこれでいいのだろうか・・・？

シルクのスカーフなんぞないから、タオルチーフで代用。

・・・撮ってみたよ、スプラウトくん。(笑)

自分では出来そうにないけれど、なかなか稀有な時間だったよ。　

ここに書いて、記念にしておく。


・・・ありがとう。