2009/07/05(日)11:10
流れた晴れの舞台
昨日は2年生主体チームで初めての練習試合だったが
部活停止処分の長男君とトシキは当然出られないし
応援することもできない。
授業で水泳が始まり、パンツの小さくなった2人を
連れて母同士待ち合わせて買いに出かける途中、
トシキママはわざと校庭の横を通り、車を停めて
2人に試合を見せた。
「あらら、意図もせずこんな場所を通ってしまったわ~♪」
すっとぼけて、誰がどこを守っているのか
(誰が自分の座に入り込んだのか)を観察させた。
最初は無言で見つめていた2人だが、そのうちに
「あーっ、惜しい! もうちょい。」などと
小さな声で呟いていた。
車が動き出すと、長男君が一言。
「はぁ~~~っ。あの時、余計なことしなきゃあ
俺もあそこの晴れの舞台に立てていたものを・・・」
言い回しの古臭さに、吹き出しそうなのをこらえて
真面目な顔を作り、
「そーだよ! そう感じることが大切なの!
コントロールできるようになろうよ。」
余計なこと=部活中にふざけて遊んでいて
一緒にやってた友達が怪我をしてしまった。。。
親子共々友達家までごめんなさいをしに行った。
その前日、理科の先生を研究室に閉じ込めて
出てこられないようにし、謝罪し、反省文を提出した
その日のことだった。
友達の怪我はごく軽いもので助かったが、
全く反省の色が見られないではないか!と顧問激怒。
しかし、その友達はこの土日の予定のプリントを
自己判断で長男とトシキに渡してくれなかった。
「部活停止だからいらないと思った。」らしい・・・
へえ~・・・。
前々から、損得考えて行動できる頭のよい子であるが
子供のすることなのでミエミエ。
そういうところがムカつく子でもあった。
どうせ部停なら、ついでにボコボコにしてやればよかったのに。
と思ってしまったけれども、子供には言えない。
本来昨日から復帰させようと思っていた顧問から、
練習に来なかったと夕方電話がきたため発覚したが、
長男君は寝ぼけて話にならず・・・
月曜よりとなったものの、電話を切って目覚めた本人がまたかけなおし
「早く話を聞いてもらいたい」と申し出て本日より練習復帰。
練習の前に、顧問に反省と改善点をアピールする難儀は
今頃突破したと思うけど。
まったく・・・心配事だらけだワ。
だけど先週末、担任に
「重ねがさね、ご迷惑ばかりおかけしてすみません」と
言ったところ、
「お母さん、自分の中学時代はどうでした?」
苦笑いして答えられない私に、
「僕は全然心配してませんよ。あいつはイイ男!」と
言っていただけて、少しばかり気が楽になった。
当分、こんな思いの繰り返しだろうな。