嘘

連日、期末テストの解答用紙が採点されて戻っている。 残りは数学が戻れば全部揃う。 仕事中、長男のクラスのシンヤんちからメール。 「玄関にきゅうり置いておくね♪子供たち今日は早いよ♪ テストも帰ってきたよ。」 ああ、水曜は部活がないんだっけ。 復帰したばかりなのにつまらんのう。 残りの数学も、ついに帰ってきちゃったのねー。 と返事をすると 「今日は社会だよ。」 社会はテストの翌日一番最初に帰ってきたじゃん。 数学でしょ？ 「あいつ、嘘ついてるね。あと何が帰ってきてる？」 ヤバッ。と思ったが、時すでに遅し。 残り数学だけで、あとは揃ってます・・・。 「ありがとう。さてどうしてくれようか。」 あわわ　クラス分けしてる教科もあるから 慌てないでね 「うん、わかった。冷静に話してみるは。」 してみるは？・・・してみるわ。でしょ。 すでに冷静ではない。 長男君に話すと、大笑い。 長男君の場合、良かろうが悪かろうが 「ほれ。」と見せるし 「お前何点だった？」と友達に聞かれれば ○点だよ、と隠さず答える。 にもかかわらず、 「アイツ、人の点数聞くくせに自分のはぜってー教えない。」 とボヤいている。教えるほうがオカシイ・・・。 いただいたキュウリを早速切っていると シンヤママから電話。 「やっぱり残りは数学だけだった。 　まったく!!!!」 私はどうだったっけなぁ。 部屋にほったらかしにして、親が勝手に見てたっけ。