perfectdays.

言ってあげられなくて　ゴメンね

好きって　一度も　言ってあげられなくて　ゴメンね

あの時　後ろに乗せて走った自転車が　今日は軽くて

同じ道　ちょっと切ない　　　

何も変わらず何も変わらなかった　はず　なのに　　

痛くて痛くて　ただ痛くて　切ないのに

変わってしまうのは　僕を置き去りにした　流れる景色

一緒に口ずさんだ　歌を　覚えておいてね　

切なくて痛くて　後ろ　振り返る事が　出来なくて

少し　遠慮して　気遣ってくれる　小さい手　ただ背中に感じて

ゴメンと　言ってしまえば　崩れる真夜中　

何も言えなかった　のは偽善と保身だから　って認めたくないけど解ってる

言葉を選んで言葉にするには　あまりに大きなモノを背負い込んだ

時間など　流れてなんか　いなかったら

憂いを消して　一緒に居てあげられた　気がしたよ

捕まえて抱きしめて　浸る前に　思い出から逃げたくて

立ち止まって　見上げて見れば　涙も流れた　だろうに

風を受けて涙が　乾くように　強く強く　まっすぐ　進んだよ

言って　あげられなくて　は　言えなかった

最後に　したく　なぃからと　

いつか、また会える　その日にと…

言わなかったのは僕の卑怯

好き　だって　何度も呟いてた　胸の中でね

いつもより空に近い場所で　僕は　一人ぼっち

君に　向かって　好き　だょ　って初めて　言ったよ