テーマ:プロ野球全般。(13397)
と、日本一が決まっているにも関わらず(2005/10/26に書いています)、日本シリーズ第3戦の話をする男だったりする(^^ゞ
帰宅するなり「バタンキュー」な毎日を過ごしています。 日本シリーズも、見るのが精一杯でした。 そういうことなので、日本シリーズ第3戦の感想も、日本一決定後に書いていたりします。 ということで、第3戦の感想を。 三度(みたび)、2ケタ得点勝利でビックリしました。 「あの甲子園球場で」というのが感想です。 レギュラーシーズンに「元・福岡ドーム」でホークスと戦っていることも、「熱狂的ファンを敵にする」ことへの慣れに繋がったのかなぁ、と感じました。 しかし、福浦選手の満塁本塁打。これまたビックリしました。 10月下旬だから、甲子園に吹く風向きが春や夏と違っていたのかも知れませんが、飛距離が伸びないと言われているライト方向へ、バットスイングの瞬間に「入ったよ(本塁打だ)」と思わせた、あの一振り。 CSなどでタイガース戦を何度も見ていますが、セ・リーグの打者で福浦選手のようなライト方向への本塁打は、今年に限れば見た記憶がありません。 (まぁ、視聴できる甲子園球場のCS中継が、スカイAに限定されていることもありますが>GAORAは、別契約で高いから契約できない) やはり、パ・リーグは凄い! パ・リーグ党だからこそ、バレンタイン監督だからこそ、今回はマリーンズを応援しましたが、もしも、今年のパ・リーグ代表が「城島が負傷していない」ホークスや、「カブレラが負傷していない」ライオンズであっても、タイガースを上回っていたのではないかと感じられます。 「マラソンだけが強ければよい」セ・リーグと、「マラソンと短距離の両方に強くなければならない」パ・リーグで、短期決戦ではどちらか優位か論ずる場合、「日本シリーズまでの時間の空き方の違いによるハンディ」を語らずとも、答えは明確だと思います。 セ・リーグしか見ていない方には信じられないと思いますが、パ・リーグの全体的レベルは、セ・リーグを相当に上回っていると思います。イーグルスが100敗近くしたのも仕方ないと言わざるを得ないと思います。「マラソンに強かった」ホークス、「バランスが取れていた」マリーンズ、「短期決戦は任せとけ」のライオンズ(今年は上手くいきませんでしたが)と揃っていては、新規参入球団は苦しいと言わざるを得ません。もしかすると、イーグルスがセ・リーグに加盟していたと仮定したら、あと10勝や15勝は出来ていたかも知れません。 さて、ここで日本シリーズ第3戦の中継を見た感想です。 朝日放送のアナウンサー(すでに名前を忘れた)のタイガース贔屓は、納得で見ていましたが、第4戦の毎日放送よりはマシでした。朝日放送は、スカイAでイーグルス戦を中継していますからね。タイガース・ローテの中継アナウンサーでも、パ・リーグの情報は同僚から伝わってくるのでしょう。マリーンズの強さを認めた上で、実況していたと感じられました。 (4戦目の毎日放送は、「マリーンズに恨みがあるんじゃ!」という実況、解説だと感じざるを得なかった>「だから、最近のJNNは...」と言いたくなる) 日本一が決まってから書くのも変ですが、第3戦終了時点で自分が感じたことを書くと、 「まだまだ油断できんよ」 「こういう勝ち方が続くと、明日が怖いなぁ」 でした。 「タイガース打線で、特に打たせてはならない打者を打ち取っているからこそ、マリーンズは勝利を掴んでいるのであって、打たせてはならない打者に火を付けたら、それは大変なことになる」 真面目にそのようにも考えていました。 結局、矢野捕手には全試合安打を記録されました。 赤星選手にも、そこそこ出塁されました。 それでも、マリーンズが3連勝できたのは、金本・今岡両選手に打点を稼がさなかったこと、そして、浜中選手をスタメンに出させず、しかも活躍させなかったことが大きかったと思います。さらに、要所要所で面白いようにダブルプレーが取れたことでしょうか。 (岡田監督の采配にも大きな疑問を感じましたが、これはまた別の機会に書きます←「そればかり」と言わないで) この場で、金本・今岡・浜中の各選手の名前を出したのは、彼らが「ファンに希望を与えることが出来る選手」であるからです。場所が場所ですから、タイガース・ファンを盛り上げさせてしまったら、マリーンズの選手はプレーしづらくなること必至です。その彼らに満足出来る活躍をさせなかったのが、マリーンズの勝因だと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月27日 03時23分55秒
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