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テーマ:夢を叶える人になる(1217)
カテゴリ:翻訳者への道
今日は、初心者は専門書をどう読めばいいかについて。 たとえば医学書って、高いですよね。 だから、もったいないという心理が働くのもあるかもしれませんが、 買ったものは全部理解できるまで読み込もうと思っていませんか? 最初のページから1ページずつ読み進んで、 線を引いたり、ノートにまとめたりしていませんか? どうしてもそうしたいという人は、止めはしませんが、 「さようなら~(^o^)/~」って感じですね。 専門書は、購入して家の本棚など、 すぐ手の届くところにあることが重要なんです。 とはいえ、なかに何が書いてあるかを全然知らなければ、 その本が必要になったときに間に合いませんので、 とりあえずざーっと目を通します。あくまでも、ざーっとです。 そのときのポイントは、用語、フレーズを目に焼き付けるように見ていくこと。 (これに関しては、ノートにリストアップしていく方がいいかもしれません) それから、どのあたりにどんなことが書いてあるかを 大雑把でいいので覚えておくことです。 最初の段階では、必ずしも内容を理解する必要はありません。 専門分野の勉強をする上で、まず重要なのは、 基礎から順に内容を理解していくことではなく、 その分野で当たり前のように使われている「言葉」に馴染むことなんです。 「言葉」を知らなければ「よそ者」扱いされ、 仲間にも入れてもらえませんし、信用もしてもらえませんから。 今日(と明日)のよしなしごとで紹介している方法は、 まだ私が勉強を始めたばかりの頃に、すでにお仕事をされていた方が、 仕事が入った時点でまず、その分野の専門書を数冊購入し、 一通り目を通して用語とフレーズをリストアップし、 気になったページはメモしておくか、しおりを挟んでおいてから、 翻訳作業を開始し、 わからないところがあれば、本で調べて理解しながら訳していきます。 とおっしゃっていたのをそのまま取り入れ、 私自身うまくいったというものです。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月07日 13時53分00秒
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