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テーマ:夢を叶える人になる(1217)
カテゴリ:おかしな日本語の指摘
前々回、前回の記事を読まれた方のなかには、 「そんな細かいところを突付いてどうするの?」 と思われた方もいるかもしれませんが、 このように少しずつズレている日本語が、 翻訳の仕事では実はクレームの「底上げ」をしています。 ほかの翻訳者が訳したものにクレームがつき、 その修正、やり直しが別の翻訳者のまわってくることがあります。 これまでに何度か、そのような直しを担当しましたが、 エージェントさんからはよく、 「クライアントさんからは『本当にこんな用語はあるのか』、 『この分野でこんな表現があるのか』との質問をいただいていますので、 そのへんを中心に修正してください」 などの指示をいただきます。 でも、実際にクレームがついた訳文を見てみると、 クライアントが指摘した用語やフレーズが、 専門分野の書籍、ほかの文献や資料に照らして、 実際に違っているというようなことは、むしろ少ないのです。 そのような翻訳文はたいてい、 全体的に日本語が「ズレた」感じがします。 つづく。 ↓みなさんの「1日1クリック」を糧に今日も頑張ります! 「語学・英会話」のカテゴリでしのぎを削って(?)ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ほかの翻訳者さんの訳文の“修正”などというお仕事があるんですね… 修正された側が、まな! さんの修正文を読んで反省・勉強できるといいんだろうな、と思うんですが、どういうものなんですか?
(2007年08月15日 08時31分57秒)
すーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。 クレームがついたことも、ほかの翻訳者が修正したことも知らされないことの方が多いかもしれません・・・。 (2007年08月15日 12時58分10秒) |