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カテゴリ:動物たち
腹腔内に非可動の腫留の馬。
腫留の正体はアブセス(膿瘍)だと診断はついているものの、 エコーでも全体像が把握できず、 アプローチするのにも、難儀な模索してました。 膿を掻き出すのに腹腔内に入ったら、 アウト、馬は腹膜炎により亡くなっちゃうのです。 だからこそアプローチは慎重に慎重を重ねるので… 膿瘍はほぼ正中線上にあるので 舟形に腹壁ごと取るつもりで先生は臨んだのですが、 あまりにも巨大で消化管と所々癒着していたため、 腹腔内に穿孔しないよう、膿を掻き出すことに。 中身は暗赤色で、 形状はカッテージチーズみたい。 腸管から何らかの(寄生虫?)影響により、 血腫が生じ、膿瘍になったんだろうと推測されました。 しばらくは開放創でしょう液を排出。 洗えればベターだけど、 場所が場所だけに、人が危険(Θ_Θ) よくなるとよいね! 写真はなし! お見せできず、残念~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.27 00:13:07
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