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テーマ:動物との日々(737)
カテゴリ:動物たち
今年は本業で色々あるため、珍しく3日間だけ... 蹄病学、直腸検査実習、解剖実習と一番本業で使うもの... スケジュールを見るとどれも受けたいのですが、 本業あっての実習参加の口実なので... 相方さんにはムリをお願いして、受ける三日間+予備日で 4日間那須に行く事を了承していただきました. この予備日分がとても大きなところを占めるとは... 行く前から週末大雪予報がでていて、行けるかなーとか 帰られるかしらーと冗談を飛ばしていたのですが.. 金曜は一日天気に恵まれ、行きも2時間ほどで研修所に到着. 昨年は除鉄(蹄鉄を外すこと)を体験したのですが、 今年は削蹄に挑戦! 乾燥していて、年齢もやや高めなせいか蹄はかたくてかたくて... 3〜4回カマを入れるのがやっとでした. 馬も良い子で、私のヘタレに付き合ってくれて... 感謝です、ありがとうチヒロちゃん. ほとんどは講師の先生がチャチャッと治してくれました.さすがです。 蹄鉄をつけるのに釘が主流でしたが、中には蹄が弱い馬がいて、 その子達用に接着剤でつけられる様な蹄鉄、接着蹄鉄が開発されています. 残念ながら日本ではまだ販売されていないので、使用する先生方は個人輸入しているそうです. 今回は蹄病治療を想定した接着装蹄をし、 蹄底と蹄鉄下面の間に充填剤を入れる事を行いました. 4トンの重さが罹る蹄に接着装蹄なんて、夢物語だったんですけど、 今回行って、なっとくです。 しっかりとはまっています。 釘でつけるより、余裕幅があるので多少大きさが合わなくても大丈夫... ただ、はめるだけでなく外したのですが、これは釘より大変かも. 長所短所を見てその馬、治療、用途に併せて選ぶ事が重要ですね. いまは装蹄センターの実習を牧場でやっていただいているので、 何とも不思議な感覚もありますね. 基本あっての進化形、ですけど、もちろん. 無事この日の実習も終わり、夜空は星がとてもきれいだったのですが... 翌朝びっくりな風景になっておりました... つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.02.11 20:40:16
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