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カテゴリ:インプラント
最近、大分更新できていませんが、落ち着きつつあるのでなるべく更新していきたいと思います。
WORLD BASEBALL CLASSICの日本の優勝、嬉しいです! 気を良くしてインプラントの話をしたいと思います。 インプラントに関わって11年以上が経ち、最近よく思うことがあります。 「栄養指導」の重要性です。 上記の画像の4症例はインプラント絡みの上下全く天然歯のないものです。 全て補綴物です。 この症例に関しては、下顎に3本の天然歯があるだけで(両犬歯と右側第一小臼歯)、あとは全てインプラントです。 インプラント治療によって、患者様は食べることに対して再び喜びを見出されます。 患者様はインプラント補綴が終了し、メインテナンス期に来院させると皆一様にふくよかになられていくそうです(歯科医師・衛生士談)。 これは歯科医療従事者にとっては大変喜ばしいことなのですが、新たな課題も明示しているように思います。 インプラントを埋入し、第3の歯を入れたことによって再び食に喜びを見出しても、成人病(生活習慣病)を誘発しては問題です。 「自己管理」と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、メインテンスに力を入れる必要のあるインプラント治療は、単にインプラントが正常に機能することだけをチェックするのではなく、「栄養指導」も重要になってくるでしょう。 勿論、私の勤務する医院の衛生士さんも、それを患者様に話しているようですが、更に充実させる必要があるように思います。 インプラント治療は「加齢」のことを踏まえ、「介護」の分野の勉強も必要になりますし、「成人病(生活習慣病)」予防のため「栄養指導」の勉強も必要になるでしょう。 衛生士さんの中には「介護」の分野や「栄養士」の分野を積極的に勉強されている方も多いと思いますが、出来ることなら医療において医科、歯科の垣根なく横の繋がりが密になることが理想です。 歯科医院に「介護福祉士」さんや「栄養士」さんが常駐するというのも、素晴らしい夢かもしれません。 歯科技工士も当然、単に製作するだけでなく、患者様のパーソナリティ、生活習慣(噛み癖・食生活・態癖など・・・)などを加味し、「生きた人工臓器」を製作しなければいけません。 今日、3月18日PM7:00~8:54、TBSテレビで放映された 「これが世界のスーパードクター4!天才名医の仰天テクニック完全公開スペシャル!!」という番組をDVD録画したものを拝見しました。 一言では言い尽くせないのですが、大変刺激を受けました。 患者様のため生かせる技術の向上に努めます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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