ミゲルさんのこと
久しぶりの更新です。最近はフェイスブックでお手軽につぶやくことばかりでこうして日記を書くのが億劫で。ちなみにフェイスブック、本名を知ってる人は是非検索してお友達になってくださいませ。2012年2月11日の22時50分頃(時計をみていなかったので正確な時間ではありません)虹の橋を渡りました。享年11歳ヶ月。人間の年齢にすると62~64歳かな。まだまだ若い。夏に腎臓を悪くして、入院して、毎日点滴して一度は復活したミゲルさん今回は2/4に腎臓の悪化を病院で確認されてから1週間で逝ってしまいました。ミゲルさんが生まれたのは2000年5月25日。わたしの家にやってきたのはは2000年9月中旬。1999年に離婚した私は実家に戻らず一人で貧乏暮らしをしていましたが謎の心霊現象に悩まされていました。そんな心霊現象から守ってもらおうと猫と暮らすことをひらめいたのでした。実家では猫を飼っていましたし、子供の頃から犬より猫派。ネットの里親サイトでめぐりあったのがミゲルさんでした。最初はシャム猫みたいな雰囲気のミゲルさんのキョウダイを迎えるつもりでしたがお見合いしに猫ちゃんに会いにいったとき、それまでまったく興味のなかったキジトラのミゲルさんに一目ぼれ。おとなしくて末っ子なのか、他のキョウダイ猫(ミゲルさんはメスのシャム模様と同じキジトラのオス2匹の4キョウダイ)に守られているような雰囲気でした。(今思えばシャムの子はお父さんが違うんですね。ちなみにお母さんは黒猫さんでした)シャム猫さんがちょっときついカンジだったので、おとなしいミゲルさんに決定したのです。名前を決めるときもあれこれはりきって考えたものです。結局天使の名前をつけることにして(わたしの守り神になってほしかったので)ミカエルだと呼びにくいので、ポルトガル語読みのミゲルになりました。いまでもものすごくいい名前だと思っています。(男の子の名前だけどね)ミゲルさんと暮らしてあっという間の11年半。20代だったわたしも40代ですもんね。その間5回も住まいが変わったし、再婚もしました。関西から関東へ移住もしました。激動の日々を一緒に生きたミゲルさん。6歳まで一人っ子だったのに、多頭飼いに憧れた私によって生活のペースを乱されたミゲルさん。とことん未熟な私に振り回された猫生でした。ミゲル・・・ほんま、ごめん・・・晩年は口内環境が悪くていつも口を痛そうにしていたミゲルさん今はもう痛みのない世界で実家のクララちゃん、ガブリエルと再会してるのかな。2月10日は私の誕生日でした。その日は会社をお休みして、朝から晩まで一日予定盛り沢山、夢の休日だったんです。ミゲルさんの容態がもっと早く悪くなっていたら・・・そんな楽しい休日は無理だったかも。最期の最期まで気配りできる猫ちゃんでした。でもまさか自分の誕生日の翌日にミゲルさんが逝ってしまうとは。土曜日の夜に亡くなって、日曜日の昼間には火葬をして早く気持ちの整理をつけたつもりでしたがずっと一緒にいるのが当たり前だったので、後からじわじわきています。寒い日はこうしてくっついていたりこうやって寝ていたりミゲルさんはウリエルとあまり仲良がよくはなくてだけどここ最近は二匹の距離が近づいていたような気がしていました。猫たちは死期が近づいているのをわかっていたのかもしれません。ミゲルさんが逝った時は、ウリエルはまるで無関心。何事もないかのように振舞っていました。そしていなくなってからは、前ほど自己主張をしなくなりました。ライバルがいないから???おとなしく、のんびり過ごしています。カナシイネ。