こんにちは。
NHKニュースによれば、「中国国防省は、領有権を巡って周辺国との対立が続く南シナ海の島々に新たに軍の機関を設ける方針を明らかにし」たとのことです。
周知のとおり、北方領土はロシアに実効支配され、竹島は韓国に実効支配されています。日本(政府)はぶつぶつ言うだけで何も手が出せない状態です。
南シナ海における中国の動向は、尖閣列島を巡る問題に直接関係してきます。中国は南シナ海で領有権に争いのある島々の「獲得」に成功すれば、同様の方法を東シナ海でも実施しようとするでしょう。
日本としては、しっかりした態勢を整えて尖閣列島を実効支配し続けることが必要ではないでしょうか。
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蛇足:
南鳥島近くの排他的経済水域の海底でレアアースを含む泥の存在が確認されたそうです。中国は南鳥島は「島」ではないと主張していますから、こちらも勝手に採掘される恐れもあります。また日本海にも大量のメタンハイドレートが眠っているそうです。東シナ海で中国が天然ガスを開発しているのは周知のとおりです。資源の少ない日本の領海や排他的経済水域に未開発の資源があるのに何もしないのは、残念な話です。経済性に問題があるのは予想できますが、中長期的な視点で開発の可能性を検討する意味はあるのではないでしょうか。
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参考:
中国 南シナ海に軍の機関設置検討 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120629/k10013195661000.html
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最終更新日
2012.06.29 14:43:53
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