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くーた0331

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とんとと的日常生活 とんとと@JPさん
Jun 28, 2012
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先日、記録的な大雨の週末に行っていた長崎。

それでも土曜日中は、雨もそれほどではなくて、ちゃんと観光できました!
路面電車を一日乗り回して、なんだかんだと観光名所だけは一通り行ってみよう
というつもりで最初に行ったのはグラバー園。

振り返ってみれば、長崎は三度目。

一度目に行った気がする「グラバー園」ですが、なぜかほとんど覚えてなくて、
すっかり大人だったにもかかわらず、記憶が浅い。

入り口付近の花壇と、グラバー園前のお土産屋さんだけ覚えてました。
ものすごくニッチな記憶。

あと、長崎駅前のバスターミナルの一角だけ妙に覚えてる。ぜんぶ、場所だけの視覚的記憶。どんなことがあったのか、何を話したのかはまったく覚えてない。でも、以前はたくさん目についた喫茶店は数が減ったような気がする印象でした。

で、今回の旅、路面電車の終点でおりて、グラバー園に向かおうとしていたら、甚平姿のおじさんが、買い物袋下げ「どこから来たの~」と声をかけてきた。
もちろん、続いては「どこ行くの~」という感じで、なんとなく向かう方向は同じみたいな風情。

しかし、ちょっと歩いたところでおじさんは肉屋さんに入っていき、流れ解散だねーって思いつつちゃかちゃか歩いていたら、おじさん、追っかけてきて「これ持ってきな」と、肉屋さんに置いてあった観光パンフをくれた。

ま、ちょいちょい出くわす機会のある「親切なおじさん」です。

で、親切だけど意外とせっかちなそのおじさんは、というよりおじいさんは、グラバー園に行くのにエレベーターができたらからくちんだよ、とそこまで案内してくれたので、そのまま乗り口まで行こうとしたら「ちょっと待て待て。カメラはないのか?」とおっしゃる。
携帯を差し出したら、「そこに並んで」と友達と私を立たせて、撮りなれた様子で斜めのエレベーターと私たちをカメラにおさめてくださいました。

もう、絶妙な構図で、いままでに何百人撮ってあげてんだろーという感じ。
たしかに、この位置で撮ると、いい感じでエレベーターが入るのね。。。

せっかちなおじさんは撮った写真を確認することもなく、「ほら、行くぞ」と私たちをエレベーター乗り口まで追い立てると、今度はそこに待っている人たちをかき分けるように奥に行きます。躊躇している私を手招きして、「早くこっちこっち」と、、、なんか、人がたくさんいるので気まずい。

地元の方々の足になっているエレベーターで、その中にも観光客らしき姿もちらほら。

「こっちきて、ほら、コレみて」と大きな声をだすので、仕方なく近寄っていくと、大きめなモニターがある。どうやらエレベーターの中を映しているようで、一人の女の人が乗っているのが見える。

「ほら、これ、エレベーターの中をカメラで撮ってるから、変なことしたら撮られちゃうし、みられちゃうよ」
と、私たちが傍にいった意味がないほどの大きな声。

「なんで中が見えるかわかるか? ほら、長崎の男はスケベだから、、、いろいろあって、悪さしてさ、、、みんな困って、こうやってカメラをつけたわけよ」

と、大きな声。

「そこに書いてあるだろ?」と指差した先には、確かに通常みるより大きな文字でさらに目立つ位置に、赤文字にて「監視カメラ作動中」って書いてある。

そんなやりとりに、観光客の女の子たち、ちょっと笑ってるし。。。

すると、「そんな恥さらすこと、わざわざ言わんでもいいだろ」と、その待っている中にいた、おじいさんが長崎なまりであきれたように突っ込んでた。知り合いでもなさそうなところが、なんか微笑ましいというか。

結局、エレベーターで上まであがって、景色のいいところからいろいろ説明していただき、原爆の話もさらっと「当時、子供でかわがめくれたけど、なんのことやらわからなかったから、、、放射能というのも知らなくて、毒ガスが撒かれたんだと思ってた」ってな話も交えつつ、さらに案内所でパンフとスタンプラリーを渡され、「仁」のロケ地の祈念坂だ、って言ってまた写真を撮られ、、、、なんだかんだとグラバー園の入り口までつれてってくれた。


そして、せっかくなので一緒に記念撮影。
私設が井

親切なおじさんは、弾丸トークで、ちょいちょいおかしくてマイペースで、、、なんとなく感動屋っぽい雰囲気でした。

さだまさしさんって、面白いトークの人だなって思うけど、どうやら、長崎の人はみんなそうみたい、っていうのが私の感想です(笑)

前の日に行った居酒屋の大将もそうだし、そこにいらしてた常連さんもそうだったもの。
かめ

グラバー園の中の亀もわざわざ亀の像で甲羅干しさせるところとかも、さすがな、長崎ギャグなのかも。





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Last updated  Jun 30, 2012 01:07:38 AM
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