|
カテゴリ:📗 よみもの
【本日の一冊】
葡萄物語 やさしい夫に愛されている女はいくらでもいる。けれども夫以外の男から、激しく思慕されている女が、いったい何人いるだろうか―。ワイン工場と葡萄園を経営する夫と、平凡な生活を送る映子。だが、子どもができないことへの負い目から、二人の心は少しずつすれ違っていく。やがて、互いに異なる相手へ想いを寄せ始めるが…。結婚の苦さと婚外恋愛の甘さを描く、大人のための恋愛小説。 リンク先の さとうみみ さんの感想をみて読みたくなった本です。 読み始めてまもなく、こんな一節に出会う。 ≪正美(姑)の言葉はひとつひとつトゲがある。そのトゲは、嫁と呼ばれる女にだけわかる暗号のようなものだ。≫ ああ。まさに。 ≪実の母親と姑に言われることの重みはまるで違う≫ そうそう。 本書はこんな嫁姑の関係や心の内が、ふんだんに盛り込まれています(笑) 大事な息子をとった嫁だもんな~、憎いんだろうな~、と思って たいていのことは聞き流すことにしていますが、 それでも小さな澱がどんどん溜まってくると、爆発したくなりますものね。 そんな時にやさしい男が現れちゃったら、ついクラクラ~と…? 世の旦那様がた、お気をつけあそばせ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月12日 11時39分39秒
[📗 よみもの] カテゴリの最新記事
|