|
カテゴリ:📗 よみもの
【本日の一冊】
最後の記憶 波多野森吾の母・千鶴は、まだ50歳になったばかりの若さでありながら、痴呆の症状が悪化し、大学病院の精神神経科に入院している。日ごとに病が進行し、自分自身の記憶を失っていく千鶴。しかし、彼女が幼い頃に体験した「ある恐ろしい出来事」の記憶だけは消えないらしく、千鶴は日々その「恐怖の記憶」のフラッシュバックに苦しめられている―。母・千鶴がそこまで恐れる幼い頃の「恐ろしい出来事」とはいったい何なのか?森吾は母の生まれ故郷を訪れ、母の恐怖の記憶を探ろうとするが…。ノスタルジックなイメージに満ちた、恐ろしく、哀しく、そして美しい、綾辻行人初の本格ホラー長編小説。 著者の作品は初めて読みましたが、本書に限って言えば、いまいち。 で、一番気になったのが「白髪痴呆」 (作品の内容じゃないのかよっ!って自分でツッコミたくなってしまいますが) これは架空の病気なんですね。本当にあるのかと思って調べちゃったわ(^^;) ホラーとしてもミステリーとしても、小説としてはいまひとつという感じがしますが、 これ、映像化したら結構うけるかも、と思える作品です。 ブック○フで105円で購入した本なので、出資分以上は楽しめました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月22日 08時53分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[📗 よみもの] カテゴリの最新記事
|