嵐の新しいアルバム『 Japonism (ジャポニズム)』。
その中の『心の空』がＤＶＤになってて、布袋 寅泰 さんが
作詞作曲しました。

そのＤＶＤの前評判がすごく良くて、いつもは知り合いの
女子高生からＣＤを借りているだけの私が、今回は初回限定の
ＤＶＤ付きを買いました。
ただ予約し忘れて、定価＋送料で買いましたよ（涙）
でもここ２年ほどどなたのコンサートも行ってないから、
まあいいかって感じで。

そしてアルバムが届いたら早速開封して、ワクワクと期待を
胸にＤＶＤ視聴へ。
そしたらもう、・・・

あまりにも素晴らしい！
曲もいいし、なんてったって嵐がカッコ良すぎる！

んもう、ＴＶ画面にくぎ付けになるくらい見惚れて、何度も
何度もリピートして聞き惚れてました。
ああ、このＤＶＤを自分のものにできて、よかったー。

ファンの人はそれぞれに「ここが好き！」ってあって、私が
見惚れたのはこれでした。
１分１９秒から入る

　春待ち桜　月夜の花火　燃える夕焼け　ふわり初雪
　どんなときも　離れてでも　心に同じ空がある

５人全員で流れるような美しい手の動きです。
ふだんから日舞の稽古もしているのか、この曲のために特訓
したのか、あれこれ想像してしまいました。

大野君が自信を持ってセンターに立って、しなやかで美しい
動きを魅せてくれるのがいいですね～。

そして２分１０秒から約１分続く間奏。
この間奏が私のツボであります。

その１は三味線と和太鼓が合奏。
和楽器の音が好きな私には、もうたまりません。
音量を大きくして、じっくりと楽器の音を味わってます。

ここのところの５人のダンスは、松潤がセンターです。
松潤はぱっと見、顔立ちの良さに目がいってしまうのですが、
私この方は、とても男っぽいと思ってます。

２年前の２４時間テレビでタップダンスを披露したときに、
私は「この男が本気になったら、コレを魅せてくれるんだ」
と、松潤を見直しました。
『P・A・R・A・D・O・X』のときも、松潤のセクシーという
よりむしろ男っぽい動きに見惚れてました。

そしてこの『心の空』の間奏では、歌舞伎のような動きを、
５人それぞれにカッコいいけど、松潤はセンターで美しく
男らしくキメてくれました。
松潤の衣装はパンツ全体に金糸が入っていて、膝と太ももを
動かすと照明が当たって光って、独特の動きに見えるのが
また素敵です。

間奏のその２は、布袋さんのリードギター。
私は今まで布袋さんの曲は聴いたことがなくて、イメージと
してギンギンなロックの方だと思ってました。

でも今回、嵐の曲を作って演奏している布袋さんのギターの
音を聴いたとき、私はふと安部俊幸さん（チューリップ、
昨年７月に他界）と似ているように感じました。
この『心の空』の間奏でのリードが、音の流れや優しさが、
どこか安部さんに似ている気がする・・・。
なんか布袋さんに親しみを持ってしまいました。

間奏その３は、櫻井君のラップ。
櫻井君のラップは正直、ふだんはあまり感動がないです。
でも今回はちがいます！

音楽にいい感じでノッているし、演奏に尺八が使われていて、
尺八の音が心地よく響きます。
なんて贅沢な曲なのでしょう。
それにこの間の５人揃ったヨコ動きのダンスがいいですね。

こうしてこの曲を興奮してゾクゾクしながら聴いていたら、
ラストの歌詞が耳に残りました。

　孤独や涙を　痛みや悲しみを　分かち合い　勇気に変えて
　優しさを誇りに　気高くしなやかに　笑顔を未来に繋ぐことが
　僕らの使命　だろ？

自分の中で忘れかけていた大切なものが、心の奥底に再び
甦った感じで、思わず感涙でした。（゜-Å)

うんうん、「優しさを誇りに　気高くしなやかに」。

布袋さんって、いいこと言うんだな。
今まで知らなかったけど、いい曲を作るんだ。
布袋さん、この曲を作ってくれて、ありがとう。

この『心の空』は、全員３０代になったトップアイドルの嵐
ならではの世界だと実感しました。
そう、大人の男の魅力を存分に魅せてくれているのです。

キレのあるダンスだけなら１０代でもできるけど、大人の男の
匂うような色気は出せないです。

力強い男っぽさだけなら他のグループでも表現するけど、
同時に爽やかは感じられないです。

三味線と和太鼓と尺八をアイドルの曲に取り入れ、それを嵐が
カッコ良く、美しく、大人の男の色気を爽やかに表現して、
“和”との融合を見事に魅せてくれた、そんな曲だと思ってます。

日本がもってる伝統って、やっぱ素晴らしいですね。
いい曲に出会えて、本当によかったです。

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嵐のメンバーはみんなそれぞれに魅力があって好きだけど、
やっぱ相葉君が変わらずイチバン好きだなー。